真っ赤なさくらんぼを想わせる果実(写真)。

 



民家の側の崖っぷちにたわわに生って、

小鳥がいかにもよろこびそうな熟れ具合。

ええ、

おやつに乏しい子どもの頃、

競って食べたあのグミ(写真)ですよ。

 



お菓子を想い浮かべるかもしれないが、

同じグミでも両者は全くの別物。

グミの木になる実はグイミとも呼ばれ、

日本古来の「大和言葉」由来のもの。

お菓子のグミは「gummi」というドイツ語で、

ゴムを意味する単語が語源とか。

少しばかり渋味が口に残るけれど、

それでもおやつが少ない時代だから、

捥(も)いで貪(むさぼ)るように食べたっけ。

そしてアルミの弁当箱にいっぱい詰めて、

妹に持って帰ったことがあったっけ。

中身グミかな(なかみぐみかな)って喜んでくれたなあ。。。

それもこれも回文もみんな懐かしい想い出。

 

      by 啐啄(そったく)童子

 

穏やかな日差し太陽に照らされて

キラキラいまキラキラを大切に今日も生きるクローバーマルクワークス山越