潮風に誘われるまま、
気づけば宮崎海岸まで来ていた。
宮崎は宮崎でも九州の宮崎ではなく、
今治市波方町宮崎(写真)。
もっと進めばここは高縄半島のとん先、
燧灘(ひうちなだ)に面した梶取ノ鼻(写真)。
狭い蛇行した一本道を進めば、
取り敢えずは突き当たりまで車は進める。
途中海水浴ができそうな砂浜へも下りることができる。
少し入江になった浜辺(写真)で時を止めてみるのも一考かと。
春の海(写真)はなかなか日が暮れない。
今は閑散とした浜辺も、
春から夏にかけてもっと賑やかになることだろう。
風に晒されて、
白い砂がより小さな粒子になっていく。
砂時計ならまた一から繰り返すことができるのに、
遠くに飛ばされた砂に似て、
二人の心はもうやり直しがきかないのだろうか。
by 啐啄(そったく)童子
歩め!進め!
羽ばたけ!
仲間と 共存共栄する
トライ株式会社