山間の日暮れは都会のそれより幾分早い気がする。


山の尾根から裾野にかけて、
西日(写真)が最後の名残を惜しむかのごとく、
精一杯照らして消えてゆく。



奥重信散策2










さっきまで明るかったのに、
けん玉落とすスピードで日が暮れる。


暮れて寂しい山の裾野に一つずつ灯りがともる頃、
紅葉し始め(写真)の広葉樹に、 

また優しくサヨウナラと手を振る、

ススキの原(写真)に別れを告げて街に帰ろう。



奥重信散策23童子











奥重信散策22童子











山に来て急かされ、
街に帰っても日常生活で急かされ、
秋はいつも急ぎ足。


帰ったら時間に逆らうようにゆっくりと、
じっくりと熱めのコーヒーを飲もう。


それもブラックでね。



      by 啐啄(そったく)童子


芸術の秋パレット夜長の秋月への道すいっちょんも鳴く秋湖
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