陽萌心智の数字教室

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時は数なり Time is number

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前回記事

番人の重み①

 

話は少しさかのぼります


昨年の10月のことになりますが
〝最高裁判所裁判官国民審査広報〟
選挙に行かれる際に ご覧になりましたでしょうか?

 

裁判官
人を判断する という責任

その重さを受け 先頭に立つということ


相当のエネルギーがないと
やっていけない職務ですよね


さまざまな価値観を持つ人達すべてに傾聴し
それぞれの視点を理解できる資質こそ
この責務を全う出来る人なのだと思います

 

『すべては1から9になる』
それぞれの数字には意味があります
どんな桁数でも一桁になるまで足してでた数字が
その数字が持つ意味となります
(11・22・33が出た場合は
2・4・6であると同時に こちらの数字でも見ていきます)


私達ひとりひとりには

生まれてきた日付があります


そこにも数字は存在しています


この生まれた日付は

数字が持つ意味とつながっています

 

数字が持つ性格、性質が
その数字を持つ人の

性格、性質へとつながります


数字の意味 それらは本当に深いものですが
簡単に述べますと


1は先頭、開拓
2は受容、共感(+ 11は受信、繊細、直感を持つ)
3は楽観、純粋
4は基盤、安定(+ 22は現実、神秘の両面を持つ)
5は変化、自由
6は博愛、調和(+ 33は人類愛、普遍的な無償の愛を持つ)
7は孤高、内面
8は繁栄、情熱
9は統一、完結
という性質をもっています


自分を含め
この人はどんな人なのかな?と見るときは
生年月日で3つの数字を出して見ていきます
2018年1月21日のお誕生日だったら
3・6・4という数字が出てきます

 

左の3は生まれた日(2+1)
右の4は生まれた月日(1+2+1)
真ん中の6は生まれた年月日

(2+0+1+8+1+2+1 → 15 → 1+5 → 6)
(数字はそれぞれ一桁になるまで足します)

 

左の生まれた日で出た数字は
その人の強み、得意を表します


右の生まれた月日で出た数字は
その人の目標、目指すもの、

又は持っているけれどうまく使えていない
だからこそ

その持っているものを使いだした時から
さらなる成長へとつながっていくことになります


真ん中の数字は本質です
主に社会に出た時に自分が使っていく(いる)ものです

 

選挙で出ていた最高裁判官判事の

それぞれの数字をみてみると
1 
もしくは
8
もしくは
9
の数字を持っています

 

数字の性質
それは今までの歴史で積み重ねられた統計からもそうですし
その数字を知り 自分自身で感じとるものですが

それでも数字は本当に正直です

 

1 
8 
9

という数字の性質とその職務の内容がつながります

 

1 最高のトップとして
つねに先頭に立っていなくてはなりません

8 その重い責務を負うことは
並大抵の努力や感情ではやっていけません

9 すべてのことを
公平な目で見る観察眼がなければいけません

 

そして
『裁判官としての心構え』の言葉から

それぞれの強い意志 が伝わってきます

 

彼らの言葉から数字と人との関係を見たときに

数字の不思議さと正確性を
切り離せないつながりと合致を

見ることができます

 

もし

気になる人や
気になるジャンルの人がいた時に
どんな性質の数字を持つ人なのか
と 照らし合わせてみると
数字の性質とその人が驚くほどに
一致していることがわかりますよ

 

 

彼らの仕事は孤独です

 

膨大な時間を費やし

人の人生を左右する出来事を

自らが判断しなければならないのです

 

もしかすると

彼らの本当の心の奥は

 

自分達の職務がない世界を
望んでいるのかもしれません

 

そしてその言葉からは
日々の私達に向けて
大切にしなければいけない大事なことを
伝えてくれているように思えるのです

 

彼らの広報で述べていた言葉を載せて終わります

 

あなたは

何を感じますか?

 

昭和27年(1952)6月23日 5・1・11(2) 最高裁判所判事 大谷直人
『(最高裁には)どの事件も最終的な決着が求められます
社会的に影響の大きな事件、先例がなく新判断が求められている

事件も少なくありません
最高裁判事の職に就いて以来その責任の重さを感じてきました
 -中略- 最終審として当事者双方に説明責任を果たす内容となる

よう力を尽くしていきたいと思っています』

 

昭和26年(1951)8月27日 9・6・8 最高裁判所判事 木澤克也
『弁護士出身であることの自覚と誇りを持って
 -中略- 判断の重さをさらに自覚し、
一つ一つの事件に謙虚に向き合い
よりよい判断・解決のため 誠実に職務を果たす覚悟です』

 

昭和26年(1951)2月8日 8・8・1 最高裁判所判事 林景一
『最終審である最高裁判所の判事としての
重大な責任をいつも心に留め -中略-
これまで世界のいろいろな場所に住み、
いろいろな体験をする中で
人生は「一期一会」の気持ちを持って
常に誠心誠意努めることが大事だと思っています』

 

昭和29年(1954)8月11日 11(2)・11(2)・1 最高裁判所判事 戸倉三郎
『~普遍的な価値を守ることと、変化に柔軟に対応することの
バランスの取り方に悩む事件が増えているように思います
-中略-その職務の重さとむずかしさをひしひしと感じています
これまでも独善に陥ることを戒め、広い視野と柔軟な発想を持って
自分の考えを多角的に検証するよう心掛けてきましたが
その戒めを今一度新たにして
この重い責任を全うしたいと考えています』

 

昭和26年(1951)7月3日 3・8・1 最高裁判所判事 小池裕
『社会情勢が大きく変動し、価値観が多様化するにつれて
利害の対立、考え方の対立が厳しさを増しています
 -中略- 常に中立公正であることを心に刻み
社会事象を出来るだけ幅広くとらえ
多様な考え方の違いを受容し
正義にかなう適切妥当な判断をすることを目指して
力を尽くしたいと考えています』

 

昭和28年(1953)11月6日 6・8・8 最高裁判所判事 山口厚
『~人々の意識や行動様式の在り様を
反映した様々な法的問題・事件が生じており
それらに対して妥当、適切な解決を
与えることが求めらています
最高裁判事就任以来、日々このことを痛感しています
 -中略- 様々な意見・考えに耳を傾け
証拠から認められる事実を踏まえて
ひとつづつ丁寧に問題・事件の解決にあたりたいと考えています』

 

昭和27年(1952)7月3日 3・9・1 最高裁判所判事 菅野博之
『~大部分を裁判の現場で過ごしてきましたが
その経験から法令及び理論性とともに
誠実さと共感が大切だと考えています
 -中略- 多様性が増し変化も著しい現在の社会であるからこそ
意識的に多数の視点から見ることに客観性を磨き
 -中略- 人の意見を聞き、議論することを心がけながら
バランスのとれた適正な判断ができるように
努めていきたいと考えます』