2022年2月3日、午前8時少し前、愛犬ミルクが虹の橋を渡りました。
15歳8ヵ月………最後の8ヵ月間は毎日点滴という可哀想な状態ではあったけれど、一時は入院して生死の境を彷徨ったにも関わらず、入院する前よりも元気で、このままあと数年は穏やかに過ごせるものだと思ってました。
亡くなる前日もいつも通り週に1回の病院に行って、亡くなる直前まで本当に何の兆候もありませんでした。
でもあの日の朝、いつも通りこたつ布団の上でスヤスヤと寝息を立てていたミルク。
丁度ノンたんのお友達が学校に行くためにお迎えに来て、ノンたんがランドセルを背負った途端、寝ていたミルクが突然「アオーンアオーン」と数回鳴きました。
私が慌てて「どうしたの?どっか痛い?」と身体をさすると、突然パタリと動かなくなりました。
心臓が動いているのか止まっているのかそれも分からず、とにかく心臓マッサージと人工呼吸を施しましたが、ミルクが動くことはありませんでした。
多分突然の発作だったのでしょうね。
あと1分でも遅ければノンたんが出発して、その数分後にはきっとミュウたんも学校に行ってしまっていたタイミングでの旅立ち………きっと皆いるところで逝きたいというミルクの意思だったんだと思ってます。
いずれミルクが歩けなくなった時の介護のことまで考えていたのに、ミルクはそれを分かってて面倒をかけたくなかったのかもしれない。
ミルクが旅立った日に仕事帰りに動物病院に寄ってご挨拶をしたんだけど、先生もスタッフの皆さんもビックリしてました。
前日にいつも通りの元気な姿を見ていたから…………そのくらい突然の別れだったということです。
ミルクを亡くしてから数日は1人になると自然と涙が出てきてダメでした。
特に夜はずっとミルクと寝ていたので、誰の寝息も聞こえない静かな部屋でいたたまれずに、子供と一緒に寝てもらいました。
今は精神的に落ち着きましたが、あの日以来毎日子供のどちらかが私のベッドで一緒に寝てくれています。
精神的に安定するのが早かったのは、愛兎のコジローのおかげもあるのかも。
でもミルクがいなくなって、私が弱音を吐ける相手がいなくなってしまったなー。
ミルクは弱って泣いてる私の側にずっといてくれる唯一の存在だったから。
ミルクは迷惑だったかもしれないけど笑
ミルクは永遠に大切な私の子供です。