2022年6月1日生体肝移植


2024年6月26日

入院中の義母に面会。



膝の偽通風で入院している

義母はもうすぐ退院する予定だ。


今日はリハビリを見学し

ソーシャルワーカーと

退院に向けての

相談をした。


      母は

現在も膝の痛みは継続している。



歩行器で20メートルは

歩けるようにはなったが...。


日中は一人でトイレにいき

夜間はポータブルトイレを

使用できるまでになったが...。


以前のように

一人で生活を

するのは無理だろう。




介護度も要支援2から

要介護3になった。



施設入所も選択できる結果ではある。



さてさてどうするか?

と悩んでみた結果!

わたしは

母の面倒をみる選択をした。


現在は

移植後2年!

闘病生活継続中だが

状態も安定してきて


わりと暇をもてあましている

今日このごろ!


高齢なわりには

頭がクリアな義母を

みると


施設入所はかわいそうかな

とつい

仏心がでてしまったのである。


後に修羅場になっても

まあいいか!


そんときは

老人施設に入ってもらおう。


と軽い気持ちでもある。


そして

一足はやく


義母の家の

二階に

引っ越ししてきた。


退院にむけて

家の不要なものをすて


歩行器を使用しての

生活を確保するため

おおがかりな

片付けをしている

最中である。



義母は我が強い。


若いころはカチンとくることが

何度もあった。


夫に母の愚痴をいうとき

「あんたんちのクソババアが!バアさんが...」


とよくいったもんだ。


「ばあさん!ばあさん!

というのに慣れすぎて

本人目の前にばあさんっていったら

どうしよう?」


夫に言うと

「クソババアって本人にいわなければいいよ。ばあさんまでは大丈夫。」




母に不満があるときは

こんなふうに

内に秘める事はなく


夫にぶちまけて発散していた。



今日も妹と義母とリハビリスタッフらと話ながら

危うく

ばあさんといいそうになってしまったが


上手くごまかした。


妹には

「母をみてくれるのはありがたい」

といわれた。


そんな感謝の言葉をいわれると


悪い気はしない。


夫からは

特に感謝のコメントはなかった。


なので


「義母が理不尽なこといいだしたら

看ないからね。すぐに施設だからね。

嫁に意地悪しないように言い聞かせてよ」


と伝えている。



    

2週間後に退院するのだが

波風たたずに嫁姑が暮らせるだろうか?



「お母さん

鬼嫁が看るわけだから

強いもんどうし

けんかになることもあるでしょう。


お互い上手くいかないときは

わたしは看ませんからね。」


と脅したら


義母は

「わたしは何にもいわずにおとなしくしまーす。」


としおらしい言葉が反ってきた。


しかし


この気が強い、がんこものの母が

おとなしいはずがない!

きっとむかってくるだろう。


だがだが

移植を経験しさらに強くなった嫁は


義母ごときにまけるはずがない。


さてさて

きつねとタヌキの

ばかしあいは

もうすぐはじまるが...!


なんか

楽しみなわたしでもあった。


つづく