2022年6月1日 生体肝移植

2024年6月9日

移植後 2年と9日。


移植して2年!



最近は
体調もよく

よすぎて

日常生活に

退屈を感じ初めていたころ




夫と二人で


友人の山に


梅干しをつけるため

梅を

とりにいった...


昔からこの山には

お世話になっている。


闘病前は


   よく

遊びにきていた。


以前は

日本最北端のみかん狩りができる

山とも言われていた。(現在は営業はしていない)


この山には

夫たちの遊び場もある。


仲間同士で

小さい山小屋をつくり


そこでマージャンしたり

バンド演奏の練習をしたり...


わたしは

夫たちが遊んでいる間


山の幸を

一人で取り巻くっていた



冬は

みかんや柿


春をすぎると

梅、甘夏、プラム、ビワと

くだものの宝庫でもあった。



わたしはさるのように

得意な木登りで

これらを自由気ままに

とらせてもらっていた。



しかし

病気になり

この山とは

しばらく

ご無沙汰であったが...。



ふたたび

また

大好きな山にこれたのである。


   感無量!




そして

目の前の

ビワの木の

上の方に


良く熟れた実をみたとたん


わたしは

野生の本能を取り戻して

しまった。



木に

すいすいとよじ登ったのである。


夫に

「調子にのって上の方にいくんじゃないぞ。落ちてしまうぞー!」


といわれながらも

ビワという

お宝を目の前にして


欲をおさえることができなかった。





そして

お宝をドッサリと

ゲットした。


あれほど

階段をあがるのも苦労していた


衰えていた上下肢の筋肉も



2年もすると

木に登れるほどに

復活していた。


つづく