闘病中

痛み以外で

辛かった事は

家族が病気を理解してくれなかった事だ。


とくに夫!


肝臓が悪い人はとても疲れやすい。


まして仕事しながらの一日の生活はもっと疲れる。



病気を理由にして訴えても

理解してもらえない。


さぼってる位にしか思われない。


口が達者なわたしはこんな時

損をしてしまう。

弱々しくみえないのだ!


病院受診もそうだった。

わたし一人で大丈夫だと思われていた。


「一人で大丈夫?」

などと聞かれた事がない。


2020年肝硬変が急激に進行し

故郷から栃木県に戻った時からは病院受診は夫に送迎してもらった。


しかし

夫は受診同席はしなかった。

病院の匂いが嫌いだという理由で

病院内に入らなかった。


夫はわたしが受診終わるまで

近所のコンビニで時間をつぶしていた。


2020年8月の肝臓がんの腹腔内手術で入院した時も…

夫は病院玄関前までの送りだけ。


退院時も

手術した本人のわたしがキャリーバックひきながら病棟から玄関の前まで移動し夫の車をまった。





退院するときは

病室まで

迎えにきてくれると

思っていたが…


きてくれなかった。プンプン



帰りの車の中でついに爆発!



「手術してよわってる妻を

病棟まで迎えにこない夫は

あんだだけやあー」




と怒りにまかせて

今までの不満もまとめて

まくしたててせめてやった。


その時を境に

夫は受診同席、

入院時は病室までの付き添いをするようになった。



娘は

「夫は褒めて育てる」流だが


わたしは感情丸出し流で

夫を従えさせた。




つづく