今から8年前…

わたしは夫に

5年間の自由時間の許可を得て故郷の大分県に帰った。
目的は姉の肝臓のドナーになるためだった。
後々
自分自身に
ドナーが必要な肝臓になるとは

少しも考えていなかった。



故郷に帰ってから

姉の肝硬変はゆっくり進行していた。

毎日、薬を服用するたび二時間の臥床。


横たわることにより門脈血流量が増加し肝臓に血液が集まるからだ。特に食後は安静が必要。


もう何年間も

2時間休憩姿は見ている。



姉の薬は量が多く

薬局が配達するほどだ。


薬量は姉の食事量と同じ位だった。


しかも薬剤費も高い。



自分も3年後(2018年)

肝硬変になったとき…



同じように薬量は多くなり

薬代もたかくなってきた。


薬局にいくと

2袋の薬と2箱のアミノレバンとアミノバクト!


アミノレバン効用

寝る前服用


アミノレバンEを服用することによって食事だけでは摂りきれない栄養を補う。


アミノバグト効用

血中アルブミンの低下を改善する薬。


薬量多く薬剤師さんが車まで運んでくれていた。


肝硬変になると3割負担での

医療費はかなり家計を圧迫する。


しかし

肝硬変が進むと重度障害者になり

医療費も自己負担なく診療できるが…(自治体によって負担金は異なる)


医療費は安くなるが

死には近づいているわけで


複雑な喜びだ!


何がよいのやら?


でも

医療費安いのは

正直うれしい!


そして


姉の肝硬変の 病状は

2年半の間

大きな変化もなく

急な入院もなかったが…


つづく