家族の絆…


消化器内科主治医に

余命を告げられた時

 夫の肝臓をもらおう

とっさに思った。


「子供からはもらえない。

旦那なら罪悪感なく貰える」


医師の前で

「夫の肝臓で移植出来ますか?」

と言った時の面食らった夫の表情は今でも忘れられない!爆笑


明らかに恐怖を感じた顔だった!

「愛してないじゃん」

と ちと?

むかついた!。


しかし

反対の立場になった時、


わたしは夫に肝臓あげられるか

自信がない。


子供には迷いなくあげられる

これは自信ある。

正直、夫にはあげないかも口笛


帰り車の中で

「肝臓ちょうだーい」てへぺろ

と連発しからかってやった!


結局65歳以上の為、

他にドナー候補がいないとき

例外でドナー候補という位置づけとなった。

夫婦がドナーになるって凄いと思う!


ドナー決定するまでは

本当に

苦しみや葛藤あったが

嬉しかった事もある。

3人の子供たちが

なんの抵抗なく

わたしに

「肝臓あげるよ」

と言ってくれた事!


後に子供たちに

「おかんに肝臓あげるなんて言えるの凄いね。」


と言ったら


「なんで?当たり前じゃん!」


返ってきた言葉!


子育てに悩んだ時期もあったけど…

優しく育ってくれて

ありがとう!


だから

生体肝移植!

喜びの方が大きかった!

そして

家族の絆は深くなった


つづく