姉の肝硬変は
ゆっくり
進行していく

薬でコントロール

できていた




姉は
今の姿を
他人にみせたくない


自分の友人とは

連絡とらなかった


わたしが姉の

妹&友人になる


姉は

自宅に

犬3ひき飼い



実の子供のように

かわいがっていた


姉には子供がいなく

義兄と二人暮らしだった



わたしは帰省して

3カ月位して

姉宅のそばの

アパートにすんだ


ベランダから

姉の家が見える所に

引っ越した


  あそこにいきたい

  買い物したい

などなど


義兄に頼みづらいことは

わたしにたのんでいた

一緒に
温泉めぐりも
ずいぶん
した


体調が急変する
可能性あるので
泊まりの旅行は

できなかった


ほとんど毎日

話した



姉は便秘に苦しんでいた

肝硬変患者にとって便秘は大敵
体外に便をださないと

アンモニアなどの有害物質が体にのこり

弱った肝臓を

さらに

負担をかけてしまう


姉との話は

 

  今日は便がでない

  今から下剤のむ


  足がつったー


から始まる


また

闘病生活長くなると

夫に気を使ってしまう


など

悩みや愚痴もきいた


 姉との楽しい生活は

2年半


2018年 11月22日


いい夫婦の日に

ウナギをたべにいき

  今日 調子悪いんだー

とわたしにラインをおくり


その日の夜

トイレで倒れ…



自分のアパートから

姉の家に

  救急車がとまって

いるのがみえた


肝臓癌破裂で二日後に

他界してしまった


あっというまだった



姉がなくなる3カ月前に

  わたしも肝硬変に

    なっていた


つづく