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12月24日
世はクリスマス
あちこちからクリスマスソングが聞こえてくる。
そんな日に、himeは女王奈月に逆らえず、朝っぱらから学校にいました。
早く来たところで、何ができるわけでもないのですが、圧倒的迫力で、
『明日は9:00集合ね♪』
と言われたら、逆らえません…
(ノ_・、)
かと言って、部室にいても、やることないので、
1人体育館でシュート練習をしていました。
シンとした体育館にボールが跳ねる音だけが響き、
ふと気がつけば、約束の時間はとっくの昔に過ぎているのに、奈月の姿が見えない。
あんにゃろ~
(-"-;)
寝坊しやがったな~
念の為、ピッチを確認するもメールも着信も無し。
他に誰がいるわけでもなく、たった1人で、寒く静かな体育館にいるのは、
とても淋しく、とりあえず更衣室に戻ろうと、出口の方に視線を向けた時でした。
…
・・・
!!!!!
人影が…
1つは、穂高。
その後ろに
もぉ1つの影…
穂高より、ほんのちょっぴり背が高くて
ひょろっと手足が長くて
頭をツンツンにして
小脇にボールを抱えてる…
久しぶりに見た…
あれは…
間違い無い・・・
良ちゃんだよ…