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それから毎日、
部活に行きました。


放課後になると、
奈月が必ずhimeの教室まで迎えにきてくれ、
一緒に部室へ…



1人で皆のいる部室に入るのは、正直辛かったので、

奈月の気遣いは本当にありがたく思いましたべーっだ!べーっだ!べーっだ!



その上、
日が経つに連れ、


先輩達が少しずつ、
口をきいてくれるようになりました。


最初は、練習内容や
プレーに対する注意・指導、

次第に世間話や談笑をするようになり…



先輩達と話していると、
必然的に同級生も話しかけてくれ、


部活内だけでなく、


普段の休み時間や放課後も…



徐々に、




本当に少しずつですが、




以前の環境を取り戻し始めていました。





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部活に復帰して、
2週間が経つ頃、


学校では終業式を迎え、


世の中はクリスマスムードクリスマスツリー一色になっていました。



明日、23日は練習試合。


部室では、明日の試合に備え、



それはそれは
真剣にミーティングが行われて…



て…




ませんでした(>_<)





終わったら、打ち上げも兼ねてプチパーティー♪♪♪

と、
早くも試合終了後の話で盛り上がってました。


しかも部員全員で。


明日の試合、大丈夫…?


なんて思ってる人なんていなかったと思います。


その位、部室では、
フィーバーしてたのです。



そんな時なのに、ある先輩の一言が、

himeの顔を曇らせました。




先輩:
『M(先輩)には、
私が伝えておくね
(o^-')b』





(・_・)エッ......?




今…何と…?



おっしゃいました…?



不意にアッパーくらってしまったhimeは、



目眩がするかと思った位です…








そぉだよね…


皆でパーティーって言ってるんだもん…


M先輩に声を掛けるのが当然だよね…


不意にM先輩を思い出すと、


心の中が渦巻くような…


それと同時に
何か大事な物を盗られた様な…



複雑な気持ちになってしまいました…




最後に会ったのはいつだったかな…?


すごく久しぶりに会うんだ…



気分はすっかり

滅入ってしまい、


試合のことなど考える余地は無くなってしまいました…