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怖い顔をした奈月を前に、
恐る恐る電話をかけました・・・
奈月はhimeの真向かいに座り、
じっと見ています・・・
元々パッチリお目めの奈月さん。
目力たっぷりのお目めで、
そんなに見つめられると・・・
私・・・・
凍りますがな・・・・°・(ノД`)・°・
数回コールしたところで、
出ない・・・切ろ・・・・
と思い、電話を耳から話しました。
その時の奈月の顔は・・・
そりゃまぁ、何と言いますか・・・
今までに見たことの無いような、
怒り+溜め息のちょっと色っぽい表情というか。。。。
himeには出来ない表情でした。。。
奈月の目を見れなくて、
ふと、ピッチのスクリーンに目を落とすと、
Σ(゚д゚;)
通話時間のカウントが・・・・・
反射的に慌てて電話を耳に持っていくと、
『もしもし・・・』
重低音が耳の奥で広がりました。。。。
Σ(=°ω°=;ノ)ノ
出てもぉたぁ~~~!!!
全身の汗、一気に放出
『も、もしもし・・・』
himeは慌てふためき、
頭の中は真っ白け。
上手く言葉が出てこない・・・
良ちゃんはいつもの何十倍の落ち着いた声で、
『どぉした?』
と聞いて来ます。
その落ち着いた声は、himeには
少し怒っている声にも聞こえ、
更にhimeの焦りを助長しました。
奈月はhimeの前で『早く言え 』のジェスチャー
覚悟を決めたhimeは、
ゆっくりと良ちゃんに、
M先輩に嫌がらせなんて決してしていないこと、
学校で数々の嫌がらせを受けていること、
M先輩が奈月に言ったこと・・・etc
を言いました。
良ちゃんは黙って聞いてくれた後、
『で、お前はどうして欲しいわけ???』
himeはどうして欲しかったんだろ・・・???
himeは・・・
単に良ちゃんと仲良くしたかっただけ。
今まで通り・・・
それだけなのに・・・
なのに・・・
口から出た言葉は、
『良ちゃんがhimeと別れたいって
先輩に本当に言ったのなら、
もぉ別れる・・・』