ヒマパパ中佐です。
真面目で長い文章なのでお忙しい方・文章が苦手な方はスルーして下さい。
キャンピングカーで多くの方が悩まれている、電源問題。
多くの場合、夏にエアコンを使いたい!ってゆうところから発生するんだけど
これについて私が考えてきたことをまとめてみます。
(間違った情報に基づいて考えている場合もあります。ご容赦下さい)
①そもそもエアコン(クーラー)が必要か???
キャンピングカーは地面に固定されているわけではありません。
日本列島は北は北海道から南は九州まで
海抜ほぼ0mの海辺から海抜2,700mの乗鞍スカイライン(有料)まで
夏は涼しいところ、冬は暖かいところに行けばイィんじゃね?
う~ん、気分は遊牧民 それとも渡り鳥?
ま、北海道が遠いんなら、登ればイィんです。
今日は危険な暑さになるでしょう とニュースが言えば
半日かけて乗鞍スカイラインに行けばいいんです。
そうすると今夜は危険な寒さになります。
気圧差でパンパンに膨れ上がったポテトチップスを枕に、快適に眠れます。
②電気がなければ作れば良い
15年以上前にデビューしたアウトドアジュニア、知る人ぞ知る名車です。
でっかい発動発電機(発々)積んでます。ホンダのEU28is出力なんと2,800W
これ以外にいろいろな魅力をもった神作なんですが、今は発々に着目。
バンテックでもi-BOXというオプションがあります。
ホンダのEU18i(1,800W)という発々を搭載できます。
さて…エアコンだけなら1,800Wも要らないんじゃね?
EU9i(900W)で間に合うっしょ…と思いがちですが、
これはあくまで最大出力。騒音がものすごく、燃費も最悪。
発々って実際は1/4負荷以下で使うものなんです。
だからEU18iでもエアコンに限定して何とか使えるレベル
実用的な快適さを求めるのであればEU28isクラスが望ましい。
しかもセルモーター付き。
その都度外に出てコードを引っ張ったりしなくてイィんです。
③発々なんて時代遅れ、エコな太陽エネルギーの時代
発々は騒音や排ガスの問題で、人が集まるところでは使えなくなってきました。
ひと昔前、家の屋根につける太陽光発電がブームになり
ソーラーパネルが一気に普及したため値段が安くなった。
多くの人は400Wクラスのパネルを搭載するみたいだけど、
中には合計1,000Wを超えるフレキシブルシートを無理やり貼りまくる猛者も。
まあ、ご存じのとおり天候に左右されたり猛暑日はパネル温度が上がり過ぎて
効率的な発電ができないなどの問題点があり、安定電源として使うわけには
いきませんが、サブバッテリーの充電ツールとして有用なようです。
青空駐車場に限りますが、長期間キャンピングカーを放置しておいても
バッテリーが上がることはなく、むしろ満充電にしてくれます。
ちなみにスペック上の電力をあまり当てにするとがっかりします。
お約束の「理想状態における最大発電量」です。現実世界でスペック値を
達成することは…ありません。
④サブバッテリーの容量をアップする
標準サイズのキャブコンの多くはディープサイクルバッテリーを3つまで
積めます。理論上の容量は3,600Wh
夜のエアコンの平均消費電力を300Wとしても12時間持つじゃん、イケるんじゃね
残念ながらディープサイクルバッテリーは容量の1/2程度しか電気を取り出せません。
で、冷蔵庫やらテレビやら、そもそもインバーターの消費電力やらを考えると
一晩中のエアコン稼働は実質的に無理であることがわかります。
じゃ、ディープサイクルバッテリーを12個積めばイィんじゃないという考え方も
無くはないのですが、1個25㎏、12個積んだら重さ300㎏、
しかも結構嵩張り、他の収納スペースをほぼ占有してしまう。
カムロードには酷な話です。
⑤リチウムイオンバッテリーへの置き換え
以前はリチウムイオンバッテリーは発火の恐れがある、充電制御が難しい、
価格が高いのでキャブコン販売上不利になる(コレガオオキイ?)…などの理由で
キャブコンビルダーから避けられてきましたが、
電源ニーズの高まりを受けて解禁するビルダーが増えてきました。
ってゆうか鉛バッテリーでこれ以上は誤魔化せなくなってきました。
某ビルダーは100A×4個で容量は4800Wh インバータのロスを考慮しても
4000Whが丸々使える。4時間の急速充電機能など電源問題の解決を一気に
図ってきました。そのかわり、お値段もすばらしいものになりましたが。
⑥ポータブル電源の併用
ここ1~2年のポータブル電源の進化は凄まじく、程々の値段で2000Whを誇る製品
も現れてきました。既存のサブバッテリーと併用することで一晩中エアコンを
使うという夢も現実のものとなっております。ただ充電の問題は残るのですが。
ただこだわりと情熱があれば以下のようなことも。
近々発売される○eltaPro。 ○akuakeなどのクラファンで299,000円で予約購入できる。
容量は3600Wh!! ただし巨大な筐体と45kgの重量。もはやポータブルじゃないですが。
これにカムロードの130Aオルタネータ(約1500Wに相当)から魔改造により電源をとり
急速充電できるようにすれば⑤に十分対抗できる。
で、ヒマパパ中佐はどう思うかと
基本的に⑥ 2,000Whクラスのポタ電を積みます。
(ZIL5ではサイズ的にこれが限度 ○eltaProは無理。
ヒマファミリーは怠け者&引籠りなので車内トイレをガンガン使います。
シャワーも遠慮なく使うかもしれません。
ということは…夏に長期旅行をしたとしても2~3日に1回は
RVパークを使います(排水&給水のため)。
そのときに一晩かけてバッテリーも満タンにしちゃいます。
流行りの急速充電も便利ですが…リチウムイオンバッテリーの本来の特性を考慮して
無理のない充電速度のポタ電が欲しいと思います。
蛇足ですがヒマパパ中佐はジルを通勤で使うので(笑)、ソーラーパネルは不要です。
お・ま・け 怒れるヒマパパ中佐
大容量ポータブル電源の容量をアピールするときにメーカーさん
驚きの426,300mAhの大容量!(どやっ!)
そんな桁の多くなる単位で言われても驚いていいのか悪いのか判らんです!
m(ミリ)というのは値が小さいとき1/1000を掛けてくださいよ っていう補助記号です。
素直に426.3Ahと言えばいいと思いますが。
体重60kgの人が「私の体重は60,000,000mgです」っていうのに等しいです。
あとお客さんは主に電化製品使いたいってことが、何故わからんのだ!
大容量ポタ電では昔スマホの容量単位(mAh)と比較する必要なし
140回充電出来ますってスマホ何十台も持ち歩く詐欺師向けの商品でしょうか(笑)
リチウムイオン電池の起電力3.6Vを掛けてやって
426.3(Ah)×3.6(V)=1534Wh 注:電圧1Vの電気が1Ahあれば1Wh(1Wの電球が1時間灯る量)
お客さんにはこのポタ電の容量は1534Whですよ。 これ以外には言う必要なしです。