兄の診断は一過性脳虚血発作というものでした。
脳梗塞のような倒れ方をするのですが、症状が24時間以内に消失するというのが特徴といわれました。
「たぶん脳で倒れた！」と連絡を受けていた私は、深刻な病気でなくて安心したのですが、説明を聞いていくとそんなに楽観視していいものでもないようで…
「この発作を起こした人の10-15％が3カ月以内に脳梗塞になり、その半数は2日以内に発症」するとの研究結果もあるので、決して安心していい病気ではないとのお話がありました
倒れた時、兄は奥さんとソファーでテレビを見ていたのですが突然「押すなよー」といい、左側から力が入らなくなりソファーの下に崩れるように落ちたそうです。
兄の奥さんは日本人ではないので、救急車を呼ぶ番号が咄嗟に思い浮かばず、私も運悪く電話に出れなかったので車で救急に連れて行ってくれ、そのまま兄は入院となりました。
病院に着く頃には意識も戻っておりCTやMRIでも問題がなかったため、すぐ退院できるという話だったのですが、、、
「両方の腕を手のひらを上に向けて真っ直ぐ前に出す」というテストをすると左側だけ手が内側に傾いてしまい下がってくる、という症状が続いているため、お医者様の判断で今も入院中です。
兄は亡くなった父と体質や好きなものが似ていて、高血圧。
父も高血圧だったし脳出血で倒れたことがあったので、兄も脳梗塞の前兆なのではないかと、悪い方向にばっかり考えてしまいます
でも兄は今のところいたって元気！
LINEも普通ですし、話し方も普通です。
実は最近行きたかったライブのチケットにやっと当選して大喜びしていたのですが、それに当たった代わりに兄に不幸がきたのでは…とか考えて、「チケット返すので兄を助けてください」とずっとお祈りしていました。。
冷静になると、ライブの当選と兄が倒れたことに因果関係があるわけないのですが
それほどまでに動揺しました…
まだ症状も続いており完全に安心はできないのですが、現状のご報告です。
このまま脳梗塞などにならずに、「あの時焦ったよねー」という思い出話で終わりますように。
兄までいなくなったら、私は本当に立ち直れません