今日は結婚式に参列させていただきました。


新郎と新婦が家族を思う気持ちがものすごく伝わってくる素敵な式で、ハンカチがビッショビショになるくらい泣きました悲しい

とっても良い式だったなぁぁ飛び出すハート



私が結婚式を挙げた十数年前には、当たり前に父も母も元気でした。


バージンロードを歩く時、なぜか大号泣で待っていた新郎を見て、「心配だなぁ」と笑いつつも、目に涙をためて優しく微笑んでくれた父。


挙式後に旦那さんに向かって、「娘をよろしくお願いします。」と深々と頭を下げてくれた父。


当たり前に元気で、この先も当たり前にずっと側にいてくれると思っていた父は、もうこの世にはいませんぐすん



でも、あの日。

きちんと自分の言葉で「お父さんが大好き」だということ、「お父さんの娘で幸せ」だということを伝えられて本当によかったと思っています。


私たちを祝福するために集まってくれたたくさんの人を見て、きっと父も母も安心してくれたはずほんわか


結婚式じゃなくてもいいんです。

両親が元気なうちに気持ちを伝えることができるかできないかで、親がいなくなってしまったときの苦しみや後悔の大きさがものすごく違ってくると思います。


普段は照れ臭くてなかなか面と向かって感謝を伝える機会はないと思うのですが、ご両親が元気な方は、今のうちにぜひたくさん親孝行をしていただきたいなと思います。

私は父に、もっともっとたくさん親孝行がしたかったですぐすん


そして同時に。

日頃仕事が忙しいことを言い訳に、ゆっくり子供たちの話も聞けていないことを後悔しました。


こうやって家族が揃って夕飯を食べて、お風呂に入って、川の字で寝る。


そんな時間は長くてもあと数年。


こんなにかけがえのない素晴らしい時間を、ただ「忙しい忙しい」と駆け足で通り抜けちゃうのは本当にもったいないと思いましたぐすん


今の当たり前は、決して当たり前なんかではないんですよね。


今私が父に親孝行がしたくてもできないように、数年後に子供たちが巣立って初めて、今の日々のありがたさを痛感するのだと思います。


「ママ!ママ聞いて!」と子供たちが競い合いながら話しかけてくれる今の時間をもっと大切に味わおうと、そんなことを思った一日でしたほんわか