帰り道に調べて寄ってみた、癌封じで有名なお寺。
当然ながらペットは立ち入り禁止だったので、旦那さんに車で待っていてもらい、子供たちとわたしだけでお参りしました。
長い階段を登ると、まず目に入ったのは鮮やかな色とりどりの布。
これは「縁(えにし)の綱」といって、ご本尊のお薬師さまの右手薬指につながっているそう
5色の布に願い事を書いて結ぶと、願いが叶うと言われています。
たくさんの人のお願いごとが所狭しと結ばれていて、とても綺麗でした。
この寺院には「身代わり癌封じ」と呼ばれるご霊木があります。
木の幹に大きなコブがあり、このコブを撫でることで、ご霊木が癌の身代わりをしてくれるんだそう。
「みんなの癌を身代わりしていたら、この木、可哀想だね」と娘がポツリと言いました。
さすが親子。
私もまったく同じことを考えながらお参りしていました…
すごくすごく暑かったのですが、この木の前に立ったときにすーーっと涼しく感じて。
冷たい風が心の中の熱風を吹き飛ばして冷ましてくれたような…そんな不思議な感覚がありました。
欲張りかなと思いつつ、父と親友どちらの癌も平癒をお祈りさせていただき、心がとってもスッキリしました!
そして、私たちとは別ルートでまっすぐ帰宅した父。
あんなに元気だったのにお腹が痛いとのこと。
左脇腹がとっても痛いんだそうです
旅行中たくさん食べたので、お腹が驚いているだけだといいのですが、、
「夜中にもっと痛くなったらどうしよう…」と心配しているので、我慢できないくらいの痛みなら迷わず救急に行こう!と約束しました。
旅行中の幸せな時間で忘れたふりをしていましたが、膵臓癌はすぐにまた、自分の存在をアピールしてきました
「父の身体の癌細胞さんも、フラッとどっかに旅行でも行ってきて欲しいなぁ…」と本気で想う、日曜日の夜です。
どうか父の腹痛が夜の間にひどくなりませんように