まんがで読破 ツァラトゥストラはかく語りき | ライオン探し

まんがで読破 ツァラトゥストラはかく語りき

イーストプレス刊行の漫画で読む古典文学シリーズ。
期待せず読んだがとてもよく出来ている。

岩波の文語体の翻訳では内容を読み取るのに無駄な労力がかかるが、誰が誰と、どこで何をする話かというのは、これくらい大胆にデフォルメされているほうが主題をつかみやすい気がする。まあ邪道なんだろうけど。

神の不在を描くためのキャラクター配置、プロット、現代にこの翻案小説とかあるのかな。

生の実感が薄まっている今、拠り所となっているものを全て剥がされたときの人間を描いた作品が読みたい気もする。

しんどそうやけど。

SFとして読むと、この無限ループ落ちはないな。
発表当時はみなびっくりしたんやろうけど。