小説1の続編

①親友の告白

丈くんの生徒会長の任期が終わった。


大橋和也「丈くんまだかな」

藤原丈一郎「LINE 次の会長に引き継ぎしなくちゃならないから今日は遅くなる。」

大橋和也「LINE そっか。じゃあ、図書室寄ってから今日は帰るね?」
藤原丈一郎「LINE ごめんな?」

大橋和也「LINE しょうがないよ。」

西畑大吾「あれ?はっすん、今日は丈くんと帰らないん?」

大橋和也「うん。引き継ぎするみたいやから。今日は一緒に帰れやんみたい。」
西畑大吾「じゃあ、一緒に買い物行かん?」

大橋和也「ええよ?今日は部活ないの?何かうん?」
西畑大吾「昨日の雨で校庭がぐちゃぐちゃやしな」
大橋和也「そっか」


じつは
大西流星「なぁ?ええの?」
西畑大吾「えっ?なにが」

大西流星「だって、だいちゃんほんまは・・・・」

西畑大吾「ええんよ。はっすんが幸せならそれで・・・」

大ちゃんは密かにはっすんに恋してたんや。
そんなことを知らずにいたんや。



けど・・・、そんな大ちゃんを慰めていたのは?

大西流星「泣いてええで?」
西畑大吾「・・・・」

あの日、流星に慰められ少し落ち着いた大ちゃんがいて。


西畑大吾「とりあえず、いつもお世話になっとる流星に・・・」
大橋和也「誕生日でもクリスマスでもないのに?」

西畑大吾「ええのええの」
と、嬉しそう。

大橋和也「なぁ?大ちゃん」」
西畑大吾「ん?」

大橋和也「大ちゃんは好きな人おらんの?」


西畑大吾「・・・・・」

大橋和也「えっ・・・黙るってことはおるんやな?」

西畑大吾「・・・・おったけど・・」

大橋和也「おったけど?(ん?過去形?)」

と、顔を近づかれ・・・・


西畑大吾「(ち、近い・・・)はっすん・・・最近、変わったな」
大橋和也「それは、大ちゃんのおかげ」


西畑大吾「・・・・丈くんと上手くいったからやな」

大橋和也「・・・そうかもしれやんけど・・・」

西畑大吾「じゃあ、言うていい?」
大橋和也「えっ」
西畑大吾「実は俺、はっすんのことすきでした!」
大橋和也「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?・・か、過去形?」
西畑大吾「いや、驚きすぎやから」

大橋和也「き、気づかんくてごめん」

西畑大吾「・・・中学ん時からやで・・・?」

大橋和也「・・・・・!」

西畑大吾「君は意外とモテてたんやで?殻に閉じこもってからそんなん考えたことないやろ?」

大橋和也「・・・うん。全然・・・・。」

西畑大吾「やっぱりな。なんでそんなふうになったか知っとる言うたやろ?」

大橋和也「・・・・・・」

西畑大吾「一応アピールのつもりやったけど・・・、響かんかったよな」


大橋和也「・・・・ごめん」

西畑大吾「ええんや。俺も助けやんかったし・・・君が傷つくまでなんもしやんかったんやから。」

大橋和也「・・・・・」

西畑大吾「けどちゃんと友達になれたし、本来の君の良さを知ることできたし、クラスメイトとして、親友としてこれからもよろしく」

大橋和也「・・・・ええの?」
西畑大吾「・・・・ええよ?辛くなったら絶対俺を頼ってほしい。一親友として」

と、手を握ってくれた。

西畑大吾「(ち、近い・・・)はっすん・・・最近、変わったな」
大橋和也「それは、大ちゃんのおかげ」
西畑大吾「・・・・丈くんと上手くいったからやな」

大橋和也「・・・そうかもしれやんけど・・・」

西畑大吾「じゃあ、言うていい?」
大橋和也「えっ」
西畑大吾「実は俺、はっすんのことすきでした!」
大橋和也「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?・・か、過去形?」
西畑大吾「いや、驚きすぎやから」

大橋和也「き、気づかんくてごめん」

西畑大吾「・・・中学ん時からやで・・・?」

大橋和也「・・・・・!」

西畑大吾「君は意外とモテてたんやで?殻に閉じこもってからそんなん考えたことないやろ?」

大橋和也「・・・うん。全然・・・・。」

西畑大吾「やっぱりな。なんでそんなふうになったか知っとる言うたやろ?」

大橋和也「・・・・・・」

西畑大吾「一応アピールのつもりやったけど・・・、響かんかったよな」


大橋和也「・・・・ごめん」

西畑大吾「ええんや。俺も助けやんかったし・・・君が傷つくまでなんもしやんかったんやから。」

大橋和也「・・・・・」

西畑大吾「けどちゃんと友達になれたし、本来の君の良さを知ることできたし、クラスメイトとして、親友としてこれからもよろしく」

大橋和也「・・・・ええの?」
西畑大吾「・・・・ええよ?辛くなったら絶対俺を頼ってほしい。一親友として」

と、手を握ってくれた。


大橋和也「・・・・うん。ありがとう、大ちゃん」

西畑大吾「・・・・それでな・・・俺・・・」

大橋和也「・・・・・・」


大ちゃんから聞いたのは
大橋和也「ええ?流星くんに?」
西畑大吾「・・・・・はっすんとのことを協力をしてくれようとしてて・・・」

大橋和也「そっか。新しい恋か」
西畑大吾「な、なんかごめん。はっすんのこと好きや言うたばっかりやのに・・。引くやろ?」
大橋和也「えー?引かないよ。むしろ、応援するわ」

な、なんていいやつなんや!だから、はっすんのこと好きやわー(大ちゃんの心の声。)


?「何あの子。丈を手懐けた挙句、あの可愛い子にまで手を出すわけ?」


彼らの後ろにいた女生徒はかなり2人を睨んでいた(特に大橋くん)
西畑大吾「プレゼント、なにがええかな」
大橋和也「流星くんは可愛いもの好きそうやな・・・」

と2人は仲良くプレゼントを選んでいた。


選び方が女子やん。

しかし、あの彼女はなにを企んでいるのか。


②裏切り?

 西畑大吾「おはよう!」

大橋和也「おはよう!」
いつも通りの2人。

藤原丈一郎「・・・・・」
 2人を、じっと見る丈くんがいて、

?「ねぇ?あの二人、怪しいでしょ?」
と昨日の彼女は丈くん二話しかけた。

藤原丈一郎「あの二人は親友やから」

だから仲がいい。
それはわかっている。


?「そうかしら」
藤原丈一郎「・・・・」

?「あなたに隠れて仲良く買い物しちゃってたわよ?挙句の果て、あの大吾って子、本当は大橋くんが好きだとか?」
⤴き、きいていたのか?

藤原丈一郎「・・・・・(確かにあいつからは大吾の名前はよく聞くけど・・・・)」

好きやなんて・・・・。


?「あんな子やめなさいよ!どうせあなたのことなんか」

藤原丈一郎「・・・・・瞳!これ以上和也のこと悪く言うな」
壁ドンする丈くん。

瞳「私の事振った罰よ。なんで男にこいするわけ?」

藤原丈一郎「わからない。けど、好きになったもんはしかたないやろ?」

と、瞳さんを無視して行ってしまう。
瞳「ちょっと!丈!!」

道枝「無駄ですよ」

瞳✣.「何よ偉そうに!あんたも副会長じゃなくなったくせに」

そして、
西畑大吾「はっすん、じゃあね」

大橋和也「うん!大会近いんやんな?頑張って。あっ!今日渡すん?」
西畑大吾「おー!じゃあね!はっすんもデートなんやろ?」
大橋和也「う、うん(/// ^///)」
西畑大吾「じゃあね?」


はっすんを1人にしたらあかんかったんや。

大橋和也「そうだ。丈くんにLINEしておこう。今日は、ここのカフェで待ってるねと・・・」

?「大橋くんだよね?」

LINEでメールを打つ途中に話が掛けられた。


大橋和也「えっ?」

そこに居たのは・・・見知らぬ女子。

大橋「あの?僕もう帰らなきゃ」
?「いいから来て?来なさいよ!」

なぜか無理やり連れていかれる。

大橋和也「・・・・痛いよ・・・・離して!」

高橋恭平「あれ?あれは大橋くん?」

なぜか手を引っ張られてる大橋くんがいて、明らかに連れ去られているような?
中等部から、高等部が見える場所にたまたまいた恭平。


きのせいか?

?「恭平!帰ろ」
恭平「うん・・・・」

なんだか少し気になるがとりあえず帰ることにした。

西畑大吾「・・・やった!ベストタイムや!」
?「凄いやん!!」



?「大吾帰ろうぜ!」
西畑大吾「うん!」


そして、
?「大吾くん、大変!」

大吾「えっ?」

俺が流星に買ったプレゼントがぐちゃぐちゃにされてる。

西畑大吾「な、なにこれ・・・誰がこんなこと・・・・。ってかなんで君たちがこれを・・・・」

?「この動画みて?」


そこには、はっすんらしい子?が、プレゼントをぐちゃぐちゃにしてる動画が・・・

西畑大吾「う、うそやろ。はっすんがそんなことするわけないやん」

信じやんから!


?「そうかな。」

西畑大吾「だってそれははっすんと一緒に選んだんやから!!」



その頃はっすんは

バシャ

大橋和也「・・・・っ!冷た・・」

水をかけられ・・・・-
?「いい気味よね。丈と付き合っていながら他の男とデートだなんて」
大橋和也「違う!彼は友達やから。それに・・・」

?「へぇ?彼の大事なもの壊しときながら?」

大橋和也「大ちゃんになんかしたん?壊す?なんの事?」
?「あんたと一緒にえらんだプレゼント・・・」


大橋和也「!?」

?「今頃、壊されて・・・怒ってるんじゃない?」



大橋和也「ちょっと!それは・・」

バシャ

また、水かけられ・・・・

大橋和也「!?」
西畑大吾「・・・・はっすん!なんで返事くれやんのや!!」


大橋和也「・・・・大ちゃん・・・・クシュン・・・・」


?「ずっとそこにいなさいよ。誰も来ないから」


大橋和也「・・・・大ちゃん、ごめん(。•́ωก̀。)…グス」



スマホを手にしようとしたが・・・寒くて寒くて・・・・手が届かなかった。


大橋和也「・・・・大ちゃん・・・・ごめん・・・・」

何故か謝っている。
大ちゃん、僕のせいで傷ついてる。


西畑大吾「・・・はっすん・・・・」

信じていたのに・・・・



そしてその頃・・・


高橋恭平「ごめん、やっぱ気になるから学校に戻るわ!」
?「えー?」

そして


藤原丈一郎「これで引き継ぎは終わりやな」
道枝「かえれるな、やっと」

藤原丈一郎「今日は和也とやっと夜デートできるわ」
道枝「そうなんやな!よかったやん」

高橋恭平「丈くん!ハァハァ・・・」
何故か息切らした恭平が生徒会室にやって来て、
藤原丈一郎「おっ!恭平やん。どうした・・・・」

高橋恭平「俺さ、さっき見ちゃったんだよ。大橋くんが女の子に無理やりどっかにさらわれてくの」
藤原丈一郎「えっ・・・・」
高橋恭平「大吾くん、今日は部活やから別れたあとやと思うんやけど・・・」


藤原丈一郎「・・・大吾には言うたんか?」

高橋恭平「まだです。ごめんなさい。大したことやないとは思ったんやけど、やっぱり気になっちゃって・・・」

藤原丈一郎「・・・・わかった。和也に連絡してみる。無事ならカフェで待っとるはずやから」

高橋恭平「僕は大吾くんに連絡してみます」


果たしてはっすんは無事なんだろうか?


大橋和也「ハァハァ・・・だれ・・・か助けて・・・」


誰もいないところに1人倒れていた。
水をかけられ体は冷たくなってきた。季節は、10月終わりだが・・・もう日も暮れている。
西畑大吾「(。•́ωก̀。)…グス」
大ちゃんは泣いてしまっていて・・・


プルルル、プルルル
高橋恭平「もしもし?大吾さん?」

西畑大吾「・・・恭平・・・?どうしたんやそんな慌てて・・・」

高橋恭平「大吾さんこそ、その声・・・なんで泣いて・・・」

西畑大吾「・・いや、なんでもない。それより・・」

高橋恭平「あの!大橋くん、どこにいるかわかりますか?」

西畑大吾「・・・はっすんやったら・・・」
何故か黙る大吾さん。

高橋恭平「大吾さん?」

西畑大吾「・・・しらん。・・・はっすんなんか」
高橋恭平「ちょっと、どうしたんですか?」
なんかって・・・。

西畑大吾「・・・なんでもないわ。俺、帰るから・・」

藤原丈一郎「恭平、代われ」
高橋恭平「・あっ」
西畑大吾「・・・・・」
丈くん・・・。
丈くんの声がする。

藤原丈一「大吾、お前和也の親友やろ?あいつが行きそうなところ、わかるか?」

西畑大吾「な、なんでそんなこと」
 藤原丈一郎「電話しても通じやんくて・・。待ち合わせたカフェ見に行ったらおらんかった」

西畑大吾「・・・・もう知らんよ」
こっちも、返事ないし。

藤原丈一郎「大吾!あいつはいつもおまえに感謝してた。友達出来たのは大吾のおかげやって。俺の前ではいつもお前の名前を出してた!悔しいけどいまはお前に頼りたい」
西畑大吾「・・・・・っ」


西畑大吾「辛くなったら俺に頼るんやで?」
大橋和也「うん、ありがとう!」

そう約束したのは俺やけど!!

高橋恭平「大吾さん、さっき・・俺見たんですよ。無理やり女子に連れていかれる大橋くんを」
西畑大吾「・・・・女子に・・・・?無理やり・・・?」
高橋恭平・「大橋くんがからに閉じこもった理由、大吾さんは知ってるんですよね?このままだとまた・」

藤原丈一郎「大吾、ごめん。俺のせいかも」
西畑大吾「・・・どういうこと・・・」

藤原丈一郎「・・・・和也とお前がなんか買い物していたのを瞳がみていて・・」

西畑大吾「えっ(;゚Д゚)!」

あのプレゼントを買っているのを見ていて・・・?
そういえばお店の包みとか、カバンにしまってるの知ってるのそれを見ていたのははっすん以外やったら見ていた人しかおらんはずやんな?

藤原丈一郎「なんかされたんか?」

西畑大吾「・・・・俺が買ったプレゼント・・はっすんが、ぐちゃぐちゃにしたって動画見せられて・・・。けど、その店にいたの俺とはっすんだけやし・・・」

藤原丈一郎「あいつがそんなことするか?」

西畑大吾「・・・・最初は信じてたけど・・・」

藤原丈一郎「あいつがそんなことする性格にみえるか?お前のこと、親友やって嬉しそうに話しとったんやぞ?そんなやつがプレゼントこわすか?2人で選んだものなんやろ?」


西畑大吾「・・・・-そうやった。はっすんは優しいんやった」

お弁当をいつも分けてくれる優しいやつで。自分の分少なくなるのに・・・・。

自分が傷つけられたかもしれやんのに・・・

大橋和也「そんなことしやんといて?彼だってそんなつもりはなかったかもやし」

西畑大吾「・・・・・」



西畑大吾「俺、はっすんのそんなところが好きやったんや」

なぜかライバルのはずの丈くんにいつの間にか話してしまってて・・・・


藤原丈一郎「・・・その動画見せてくれるか?」

西畑大吾「丈くん?」

なぜか近くにいて・・・いや、目の前に来てくれてて

高橋恭平「一緒に探しましょう」

恭平まで来てくれてた。

西畑大吾「・---うん」

藤原丈一郎「連れ去られてくんやったら人気のない場所やな」

西畑大吾「あっ!あそこかも!」

藤原丈一郎「心当たりあるんか?」

西畑大吾「たぶん・---」 


西畑大吾「こんな人気のない場所でええの?」
大橋和也「ここなら、僕の存在消せるし・・・」

西畑大吾「消せるって・・・」

大橋和也「みんなの声は聞こえるから」

西畑大吾「もう!またそんなネガティブな考えすぐするんやから!」

大橋和也「だって」
西畑大吾「もう!いまは、丈くんって言う最強の彼氏がいるんやし、俺って言う友達がおるんやから!」

大橋和也「・・・・ありがとう、大ちゃん」

そう言ってはっすんはおれをだきしめてくれたっけ?

そして俺たちはそこへ向かった。




大橋和也「・・・・」

ようやくスマホにありつき・・・

西畑大吾「はっすん!どこにおるん?」

藤原丈一郎「和也!返事して」
みんなからのLINEや、着信が沢山あって-

大橋和也「---ケテ・・・・・ボクはここに・・・・」

そう打とうとして意識を手放した。



西畑大吾「はっすん!はっすん」
 藤原丈一郎「動かしたらあかん。酷い熱や~~」

西畑大吾「水かけられてるやん。なんで、こんな酷いこと」

高橋恭平「さっきの動画・・・大橋くんに化けてたの女性ですね」

西畑大吾&藤原丈一郎「えっ(;゚Д゚)!」
西畑大吾「ほ、ほんまや。指輪してるやん」
ちゃんと見ればよかった。
よく見たら胸あるし・・・、どう見ても女子やん。
大橋和也「・・・・・・-ケホケホ」
藤原丈一郎「あかん。とりあえず、病院行こう。学校はもう閉まっちゃうから・・・・」


西畑大吾「・・・はっすん・・-ごめんな?」

藤原丈一郎「謝るのは和也が目覚めてからや!急ごう・・--」


俺たちは、病院へと急いだ。



そして--・・


医者「大丈夫です。水は少し飲んでますが命に別状はありません。熱が出てますのでこのまま入院となります」

西畑大吾「はぁ、よかったー」
高橋恭平「けど、なんでこんなことに・・・・」

藤原丈一郎「・・・・ごめんな?俺が瞳を蹴散らすようなことしたから」

西畑大吾「なんで、丈くんが謝るんですか?」
藤原丈一郎「まだ、会長していたら全校生徒を呼んで話し合うとこやったんやけど・・・」
西畑大吾「そんな大事にはしたないです。彼は、トラウマ抱えてるし」

藤原丈一郎「そうなんやってな。自分の顔隠してたんは、中学の時のことがあったからやとは聞いたけど」


西畑大吾「・・・・それ、はっすんは忘れたい過去なんや。絶対もう忘れたい過去やから・・・」


藤原丈一郎「・・・・・」

高橋恭平「とにかく、見つかってよかった。すいません、俺がもっと早く連絡してれば・・・・」
藤原丈一郎「・・・・恭平、ありがとう。気にして戻ってきてくれただけでもよかったわ。」

西畑大吾「・はっすん、明日には元気な姿見せてくれるよな?」

藤原丈一郎「あぁ。また、 笑顔見せてくれるはずや」

西畑大吾「・・・・よかった」

藤原丈一郎「プレゼント・・・良かったのか。」
西畑大吾「・・・うん。また、はっすんと買いに行く」

藤原丈一郎「そ、そっか」


数日後・・・・

大橋和也「だいちゃん、おはよう」
西畑大吾「はっすん!!」

いきなり抱きつき

藤原丈一郎「なっ」
⤴嫉妬度99%


西畑大吾「ごめん!はっすん」
大橋和也「えっ?なに?なにが?」

西畑大吾「俺、はっすんに頼っていいって言うたのに・・・・」


大橋和也「・・・・・」


西畑大吾「自分から手を離すようなことするとこやった!」

いっしゅんだけ、はっすんのこと信じられやんくなった!
大橋和也「・・・・大ちゃん、流星くんへのプレゼントまた買いに行こう?もっと可愛いやつ」
西畑大吾「・・・・うん!」



瞳「なにあれ!」

藤原丈一郎「お前のせいで、いや?お前のおかげであの二人の絆がもっと強くなったわ。どうしてくれる?」

瞳「はぁ?私のおかげって」

藤原丈一郎「・・・これ作ったの瞳なんだな」

と動画見せた。

藤原丈一郎「お前の取り巻いてたヤツらがはいてくれたわ」

瞳「なっ」
藤原丈一郎「お前が女じゃなかったら袋叩きにして退学させるところやったけど・・・、和也が・・・」
 大橋和也「そんなことやめて?瞳さんは、丈くんのことを本気で好きなんやから。だから、怒らないであげてよ」

瞳「・・・・な、なによそれ!バカみたい」

藤原丈一郎「まぁそういうことだ。俺と幼なじみで、女に生まれたことに感謝するんだな。生徒会長退任してなきゃ、なにかの罰は与えたいとこやけど・・・」

と、デコピン。

瞳「いたっ!何すんのよ」

藤原丈一郎「まぁ、お前もさ早く気づけよな?」

瞳「何がよ」
藤原丈一郎「お前のことを1番近くで見守ってるやつ、いるんやからな」

瞳「なにそれ!そんな人いないわよ」
藤原丈一郎「ま、そう言うと思ったよ。じゃ、そう言うことで、お仕置はおしまい。今日はこの間出来なかった和也とのデート行ってくるから。邪魔するなよ」


瞳「し、しないわよ!」

そう言って見送った丈くんの背中に・・・

瞳「丈のばかっ!!」
と叫び・・・・

道枝武瑠「うぉっびっくりした」
そこに居たのはもと、副会長の道枝で。

道枝武瑠「な、泣いていたのか?」
瞳「な、泣いてないわよ!見ないで・・・・・」


道枝武瑠「・・・・・」

瞳「・・・・・」

道枝武瑠「泣けよ。見えないようにしといてやるからさ・・・・」

瞳「余計なお世話なんだから・・・・」

このふたりの距離は縮むのだろうか?


この事件?はこれで解決や。