こーたんのこと フォンタン手術 | ひまわり日和

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仕事の話・つぶやき・くまくんの話などなど

連投ですけど。。。

今日お休みなので、更新中ですwww

長い話でごめんねぇ~。

こーたんは、何度もオペしたんですよ。
世の中にはもっと辛い思いをされている方もたくさんいると思います。
小さな体で頑張ってくれましたよ。。。

長いけど、お付き合いしていただけると、うれしいです。

では・・・フォンタン手術の話を・・・


平成14年3月末。。。念願のフォンタン手術をすることに。

振り返ってみると、毎年オペしてました。
そして必ず、2月か3月にオペしてました。
そして、トラブルが起きる時はいつも右側の血管や右肺。
何でかはわからないけど、右心室もなかったからね。。。


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オペ前。
病室の外へは出てはダメといわれて
結構ストレスかかっていた。
でも、カメラを向けるとこの笑顔。ピースするのがこーたんの中で
流行っていたようでした。


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あたしに、散歩行こうと言ってもダメと言われるから
おばあちゃんに散歩に連れて行ってとせがみながら、
カメラを向けるとカメラ目線で・・・
そして、酸素のつながっているチューブを持って、
ボンベにつなげて欲しいと訴えているところ。

病室から出たくて必死でしたよww
風邪の季節だったし、風邪引きさんも入院しているから
オペ前に感染させられないしね。。。
あたしも行けないと言って説得するのが辛かったもん。


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あきらめてベッドで遊び始めた。
ミニカー大好きだったよ・・・
カメラも好きだからカメラ向けたらこの笑顔ww

いっぱい我慢させてしまいました。

そして、いよいよ、フォンタン手術の日。

グレンの時に来てくださった横浜の先生が今回も
執刀してくれるとの事。

今回も癒着がひどく人工心肺が回るまでかなりの時間がかかった。
人工心肺が回ってからは順調に進み、夜20時頃に閉胸したと連絡が
入る。静脈圧が高いのでちょっと様子見ているとのことだった。

2時間位しても面会の許可が出ず、
主治医から説明ありますと話が来たのが22時過ぎ。

なぜかドクターはカテの同意書を持っていた。

オペ後、静脈圧がかなりあがってしまい、肝臓が腫れてしまったとのこと。
ステント入れた血管がオペ中にへし折れたようで
流れが悪くなってしまったと。それで、静脈圧が上がり肝臓へも負担が。

カテで再度バルーンを使用して広げないと危険な状態になると。

オペが終わったばかりで、癒着もなくバルーンで広げることで
出血の危険がかなり高いので、すぐにオペ室にいけるように
準備しているからとの事だった。

どうして、こーたんばかり何度もオペしなきゃならないんだろう。
順調に終わる人もいるのに・・・

パニックになった。。。

こうなるんだったら、オペ前だったけど、好きなように歩かせてあげればよかったと。
後悔するばかりだった。
でも、泣いてもいられない。
こーたんは懸命に生きようとしているのだから・・・

主治医にお任せするしかなく、泣いて先生にすがった・・・

お願い、先生。こーたんを助けて・・・お願いと。

先生は・・・冷静に、できる限りのことはしますからと。
その冷静な言葉の中に今までの付き合いから
先生はこーたんを守ってくれるって感じた。
助けてくれるって・・・

緊急のカテは23時過ぎから始まり終わったのは1時過ぎ。

カテは出血を起こすことなく無事に終了した。
ステントを留置した部分はやはり少しへし折れていたとの事。

これで、静脈圧が下がらなければ
再手術になると言われた。

無事にカテを終えたこーたんに面会する。

脈が180以上。これ・・・異常ではないのか?
おしっこはオレンジ色・・・これ・・・黄疸??
顔色もさえないし、爪の色も悪いまま・・・
大丈夫なんだろうかと心配になる。

翌日、面会では脈は少し落ち着いていた。
おしっこの色が濃いのはやはり黄疸だった。
肝臓が腫れてしまったことで、肝臓の機能が落ちてしまったからとのこと。

呼吸器を外すには筋弛緩剤を切っていかなければ
ならないのだけど、肝臓の機能が落ちたため、薬の吸収が悪く、
なかなか抜管出来なかったが、
オペ後1週間くらいで抜管。

翌日には病棟に戻る・・・が・・・
目の焦点が合わない。肛門は開きっぱなし・・・
これ、覚醒しているの??
朦朧としているこーたん。水分を欲しがりシリンジを手にするが
口に持っていくことが出来ない。
飲ませてあげると、飲めるしむせ込む事はなかった。

病棟で何日か過ごしているうちに、
おしっこの出が悪くなっていた・・・

朝・・・
ナースがサクションしている音であたしは目を覚ます。
どうしたの?と聞くと

「お母さん・・・こうちゃんのサチュレーションがちょっと下がってきているんです。
ちょっとサクションしてみますから。」

抵抗なくこーたんはサクションされている。

呼吸の状態もちょっと悪いんですよ・・・

え??

主治医到着。

ICUに降りる準備が始まる。
あたしは何が起こっているかわからなかった。

どんどんこーたんの血圧が下がる。
血圧をあげる薬が点滴のラインに入れられる。
アンビューで人工呼吸している。

先生は人工呼吸しながら
あたしに説明する。

お母さん、大丈夫だから・・・心配しないで。
呼吸状態が悪くなったからICUに行くからね。
とりあえず、ICUでなんでこの状況になったか
調べて説明するから。

ただ、うなずくしかなかった。

そして、こーたんを送って
病室に戻って荷造りをする。
何事もなかったかのように・・・心臓はドキドキしていた。

ナースの顔を見て、

いやぁ~参った・・・ちょっと疲れたから座っていい?
と言った後。。。
体の力が抜けて、泣いちゃった。

少し泣いた後、落ち着いて荷造りして
ICUの家族控え室へ・・・

面会が出来るまで待つしかなかった。

念願のフォンタンが出来たのに・・・
どうしてなんだろうって思いでいっぱいだった。

呼吸状態は人工呼吸器につながれたので安定はしていた。
血圧もとりあえずは不安定ながらも悪くなる状態ではなかった。

自宅待機ということで、自宅へいったん帰るが

夜中1時頃に病院から電話。

おしっこが出なくなったので腹膜透析をするとの事。

慌てて病院へ行く。

主治医からの説明では
フォンタンでダイレクトに肺に血液が戻ることになって、肺がその状況に
対応できなくなってしまっていて心臓に戻る血液が充分でないため
心臓が一生懸命血液を送り出そうと頑張りすぎていたとのこと。

そのせいで、大動脈が狭窄し始めて、
僧帽弁の逆流が中等度以上あるとのこと。
そして、心臓も変形してきていると。

心臓に血流を増やさなければ危険な状態になるので、
右心房と今回のフォンタンでつけた心外導管に短いシャントをつけて
肺に戻る血流と心臓に戻る血流をつけなければ
ならないと言われる。

おしっこが少しでも出てきたらオペは体力の回復を待てるけど、
おしっこが出なければ今夜中に緊急にオペするとのことだった。

腹膜透析後おしっこが少しずつ出始めて
オペは翌日になるといわれ、あたしと旦那はICUの家族控え室に
泊まった。

翌日、オペ。

ICUからオペ室へ送る。。。
この時、もうこーたんの笑顔を見ること出来なくなるのではないかと
見送りが本当に辛かった。
主治医の表情も硬かった。それだけ、リスクが高く厳しいオペということが
伝わってきた。
最悪な状況を考えていた。
人工心肺につながったままICUに降りてきたら
延命治療ならやめてもらおうとか、
もう、精一杯頑張ってきたからこーたんに楽になってもらったほうが
いいのではないかとかね。
それだけ、辛い思いをこーたんにはさせてしまってきたし。。。
元気になるためにオペをしたけど、この選択は間違っていたのかも
しれないとか。
今回オペを決めなければこんな辛い思いをしなくても
済んだのにと・・・

オペは今回もまた順調には終わらなかった。

短いシャントをつけたが、血流が保てず、

右心房の壁に穴を開け心外導管にも穴を開け
吻合する手術に切り替わった。

執刀医はこのオペは初めてだという。。。
横浜の先生はとっくに帰ってしまっているし・・・
執刀医にお任せするしかなかった。
主治医もついているしきっと何とか頑張ってくれると
そして、こーたんの生命力を信じるしかなかった。

体力を考え、人工心肺は使用しないと言っていたが
術式が変更になったので人工心肺装着することになるといわれて
万が一、人工心肺から離脱できない場合は今回もまた
人工心肺を装着したままICUに戻ることになると言われた。

あ・・・考えていた通りになっていってる。。。
やっぱり、延命治療はやめてもらおう。。。

オペは夜中に終わる。。。

直接吻合した部分は10ミリ。チアノーゼは残った。
だけど、おしっこが出るだけの血流が保てて静脈圧も
少し高めだけど、安定の数値に・・・

あ・・・・・・・

こーたん・・・・頑張ってくれたんだね。
チアノーゼは残ったけど・・・
生きている・・・
人工心肺からも離脱できた・・・

こんな大変な状況をこーたんは乗り越えてくれた。。。

信じてなかったあたし。
こーたん・・・ありがと。
そして、いっぱい頑張ってくれたね・・・

面会の時は涙で涙で・・・
主治医もホッとしていた。
お母さん、弘平君はまた頑張ってくれたよ。この子の生命力には
頭が下がるよ・・・と。

いつもの、優しい目の先生の顔に戻っていた。