年中休日の老夫婦です
ゴールデンウイークは病院、郵便局等が軒並み休みになるので・・・
云ってはイケないこと?だけど不便です
黒井 千次氏の「老いの…」シリーズは我が意を得たような気持ちになれて・・・
つい最近同じような経験をしたので・・・
「優先席で新鮮な迷い」
都心へ出かけて帰るとき。電車い乗った。
車両の隅に設けられた優先席に座りホット一息ついた。
シートは埋まっていたが立つ客は多くなく、順調に走りいくつかの駅を通りすぎた・・・
やがて乗り込む客が多くなり・・・
やがて夫婦らしき老夫婦が手を取り合うような感じで乗ってきた
こちらの座る優先席の近くのパイプにつかまって立った
強い視線を向けられるわけでは無いのに・・・
急にこちらは居心地が悪くなった
近くの座席を見ると・・・若者が眠りこけている
夫婦らしき二人は窓の外を見たり小声で話したりしていて非難めいた様子や催促がましい態度は全く
見えなかった…というより二人は意識して優先席の方を見ないようにしてるのではないか?
こちらの思い過ごしか…勝手な受け取り方か?
そのあたりがなんとも居心地が悪い
この二人の年齢は?
当方より若い年齢なら・・・席を譲る事などに頭を悩ますこと無くただ黙って座っていればいい
こちらも年寄りだし・・・・眠っている若い男性が気が付いて立って席を譲ってくれればいいのだが・・・
同年齢のように見える二人ずれだが、もし90歳を超える足元の危うい人なら
こちらも席を譲るべきである
そんなことを考えているうち
小柄な二人ずれは降りていった
年寄りは年寄りの内部でもっときめ細かく年齢の違い、若さの違い、衰えの違いなどに着目し・・・
その中から自分の老いの実像を探りだすべきなのかもしれない
以上
黒井さんの著書から・・・
ここからは私の経験した出来事です
ある日
何時もの月1回の歯科検診の日です
以前と違ってバスの便の回数が減って・・・乗客が増えています
途中から高速に変わります
高速になる前に乗客が急に混んで・・・
一人掛けの優先席はいっぱいで私は二人掛けの扉のすぐ後ろで隣は若い男の子がスマホに夢中です
少し身体が不自由に見える高齢の女性がポールにしがみついて、よろけるようです
隣の中年の女性が手を貸して・・・
私も見るからに年寄りだし、膝が悪く・・・高速に入るし立つのはなぁ・・・何て思って・・・
それよりも、同じ年寄りの白髪頭の婆さんが立つて席を譲るのは・・・ちょつと「嫌味」に思われる?かな・・・
何て思いつつ、やはりとても居心地が悪くて
でも
思いきって「どうぞ」と席を立ちました
隣の女性は知り合いでなくて、
危ないので手を貸していた人でした
すぐそばに・・・中年の夫婦らしい二人が座っていて「この人たちが席を譲ればいいのに」と思いました
ちょうど
時を同じにして
車内アナウンスが・・・
「お年寄り、身体の不自由な方にお席をお譲り下さい」と流れてきました
我が家のベランダで咲きました
夏前なのに…なんと早い露草でしょう
藤園に咲いていました
絵 暦





