鑑賞日　2024年2月23日(金・祝)

製作年　2024年

製作国　日本

言語　日本語

尺　110分　

公開日　2024年2月23日(金・祝)

レイティング　G

配給　KADOKAWA

スタッフ

監督・原作・脚本　内田英治

主なキャスト

土屋太鳳：唯島輪花

杉本哲太：唯島芳樹（輪花の父）

佐久間大介：永山吐夢

金子ノブアキ：影山剛

後藤剛範：堀井健太（巡査部長）

真飛聖：西山茜（警部補）

片山萌美：伊藤尚美（輪花の同僚）

斉藤由貴：節子（美知子の世話役）

片岡礼子：美智子（車椅子の女）

概要

ウェディングプランナーとして仕事が充実している一方、恋愛に奥手な輪花(土屋太鳳)は、同僚の尚美（片山萌美）の後押しでマッチングアプリに登録をすることに。
勇気を出して一歩踏み出し、デートに臨んだ輪花だったが、現れたのはプロフィールとは別人のように暗い男・吐夢（佐久間大介）だった。
その後も執拗にメッセージを繰り返し送る吐夢に恐怖を感じた輪花は、取引先でマッチングアプリ運営会社のプログラマー影山（金子ノブアキ）に助けを求めることに。
しかし時を同じくして”アプリ婚”した夫婦が惨殺される事件が連続して発生。被害者たちが輪花の勤める結婚式場で式を挙げていることが判明するのだったー。

今、あなたの「出会い」が狙われている。

（引用元：公式サイト）

感想

怖い、というより、

痛々しいシーンがありました。

マッチングアプリの変な出会いは怖い……。

キャスト陣の演技は、真に迫るものがありました。

怪しい人物が何人かいて、

伏線が張られていますが、

途中までの展開は結構読めます。

終盤で予想外のことがいろいろ起きると

おもしろくなっていき、ザワっとします。

更にラストで......。

ちょっと不気味で完結していない感じには

続編を期待させられます。

ある雑然とした部屋の床に

レオナルド・ダ・ヴィンチの

『サルバトール・ムンディ』みたいな絵があり、

ちらりと映っただけですが、妙に気になりました。

他にも、クリオネや彫刻の像など

気になるモチーフが。

『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』的な

謎解きを示唆しているのか？

宗教的な何かにインスパイアされているのか？

など勝手に想像しました。

人物の関連性や連続殺人鬼の行動パターン、

その他気になる点がいくつかあり、

もう少し深堀りしてほしい部分もありました。

とは言え、全体画的には、

キャスト陣の熱演もあり、楽しめました。

推理しすぎずに観た方がよかったかも。

上映後には舞台挨拶の中継があり、

土屋太鳳、佐久間大介、金子ノブアキ、

杉本哲太、真飛聖、斉藤由貴、

内田英治監督がご登壇。

印象に残ったシーンや撮影の裏話、

楽しい思い出話などで盛り上がりました。

監督は、やはり続編製作に向けて意欲満々で、

舞台を海外のクルーズ船に移して… という

構想ができ上がっているようです。

実現するといいですね。

入場者プレゼントはステッカー。

裏面には

「完成披露試写会舞台挨拶ノーカット映像」が

特別視聴できるQRコードがついています。

アクセス可能期間は3月7日(木)までとのことです。

『マッチング』舞台挨拶中継付き上映会