12月から試験休みに入って、一ヶ月弱、家で勉強漬けになっていた彼。

試験が近付いてきた頃彼が「最近ありがたさを感じたものがあるんよね~何かわかる?」と聞いてきたので、色々考えていました。「う~ん…」と言いつつ、心の中で、


「私の愛情料理かいな?それとも買ってきてあげた紅茶?それとも私がしてあげたマッサージかいな?」


と全て自分がしたことで考えていました。でも恩着せがましく言うのもいかんなぁと思って、


私「何かいな?コピー機?」

彼「コピー機もかなり役立ったね。でも違う」

私「あったかスリッパ?」

彼「それも役立ったけど、違う。正解は、やかんです!!!」


あ、私がしたことは関係なかったんだと、ちょっとテンション落ちつつ、


私「何でやかん??」

彼「勉強中寒いし、ほっと一息の時はやっぱ温かいお茶やん?」

私「そうやけど、何で電器ポット使わんと?」

彼「そうやん!!存在忘れとった…ありがとう。今日からポットにする」

私「やかん買ったのはさ、家におらんのにポットで時間かけてお湯沸かすよりも、ちょっとの量をやかんで沸かした方がいいってことで買ったやん?ずっと家におるんやけん、ポットの方が効率的よね…」

彼「そんなんよ。ポットで一杯ずつのお湯を沸かしよったけん、かなり時間とられよったんよ。天才やね!!!」


こんなことで天才と言われても嬉しくない(笑)

でもそれだけ彼はボーっとし…、いや、純粋なんです!!!


ってことで、彼にとって試験中一番ありがたかったのは電器ポットになりました。

私の支えじゃないんか~いシラー


ここで心得たことは、愛情はボランティです…