術前の抗がん剤、手術を終えて、私は荷物の整理をすることにしました！
万が一、動けなくなってしまったときに、整理したくてもできなくなることを想定したのです。
家族になるべく負担をかけないようにしておきたい！と思いました。
生活用品は使えるものはとっておきました。
誰もが利用できると思ったので。
思い切って捨てたのは、アルバムや手紙類。
小学生～ずっととっておいたサイン帳。
写真は山盛り。
ごくごく一部を残して、全て捨てました。
洋服も山盛りあったので捨てました。
・・・それでもまだいっぱいありますが。。。
４５ℓのごみ袋、３０枚程度の量になりました！
一気にできなかったので、３週間くらいかけてコツコツ整頓しながら頑張りました！！
スッキリ！
本当にスッキリ！！
気分爽快♪
こんなにスッキリするなんてー！嬉しすぎるぅ～！！
紙類のシュレッダーがとにかく大変でした。
シュレッダー様様です。
これで実家に戻るときに、楽に引っ越し準備ができるかな。
兄に、私のお部屋はあるかどうか確認しました。
あるそうです！
わーい。
こんな年になって、実家に戻ってお世話になってしまうなんて・・・。
本当に不甲斐ない。
ごめんなさい。
ついでに、生理がとまって以来、自分で体温調整がうまくできなくなってしまったので、エアコンがあるかどうかも尋ねました。
この時はありませんでした。
後日、母から電話で、兄がエアコンを取り付けたと連絡がありました。
しかもすぐに。
うぅ・・・。泣けてくるぅ。
こんなにも愛情を感じることが出来る、生きている今。
捨てたもんじゃないなぁ。
私はかれこれ、１７年程度一人暮らしをしていました。
実家に戻るという重み。
自立できていない証。
一人でいる事が嫌いじゃない、、、むしろ好きだったので今まで自由に過ごしていました。
病気になってからの寂しさ、、、特にゴジラが居なくなってからの寂しさは堪えました。
色々複雑な思いです。
治療を頑張って、早く元気になって、自分に出来る事、頑張ろう。
万が一の時には、出来る限り迷惑かけないようにしよう。
実家の方には、高校生時代からの「腐れ縁」の人がいる。
なんとなく、ずっと連絡を取り続けていました。
このブログではタマちゃんと呼ぶようにします。
タマちゃんとは、高校生から社会人一年生程度までお付き合いをしていました。
別れてからも、嫌な感じではなく、お互いのちょっとした状況なんかを軽くやり取りしていました。
時々、タマちゃんは冗談交じりで私が誰かと結婚するまで結婚しないよ。って言ってました。
こんな会話は、何言ってるんだか～。と受け流して過ごしてきました。
お互い爺さん、婆さんになっても独り身だったら一緒になろうか～笑。という感じで、本当に一緒になるわけない！という思いと、もしかしたら一緒に暮らしていく日が来るかも！という思いの半々でした。
乳がんになった時にも、勿論「乳がんになっちゃったぁ～」と報告。
手術が終わって、少し落ち着いた事も報告。
タマちゃんは、じゃあ、うちにおいで。って。
へ？
私、乳がん。病気です。
タマちゃんは、私が私なら何でもいい。と。
・・・この言葉、今の私には響きました。
この人、本気なんだ。
本気で言っている。
私はちゃんと受け止めて、答えをだそう。
タマちゃんのこれからも人生もある。
しっかり考えよう。
つづく。
皆様が毎日笑顔で幸せで過ごせますように。