3/27は白金音楽堂で行われた「桜花爛漫~歌とピアノの饗宴⁡~」に行ってきました。

 

 

以前舞台で共演した方の娘さんがピアニストで、その方と「幻想曲 さくらさくら」をモチーフに、芝居と花魁道中、踊りを入れた20分ほどの短い脚本を私が書きコラボをしたことがあります。

その時初めて「平井康三郎作曲『幻想曲 さくらさくら』」を知りとても好きな曲になりました。

 

Toshlさんのコンサートでおなじみのピアニストの小瀧俊治さんがToshlさんのコンサート以外でピアノを弾かれるコンサートに何度か伺ったことがあり、いつか小瀧君が「幻想曲 さくらさくら」を弾くことがあったら聞いてみたいとずっと思っていました。

 

昔事務所が一緒だった方が共演されたことがきっかけでバリトン歌手の井上雅人さんのコンサートにも何度か伺ったことがあり、Xをフォローさせて頂いていました。

知人に「チラシが素敵」と話したところ井上雅人さんが主宰されるコンサートは井上さんご自身でチラシを作られるのだと教えてくれました。

 

Xに投稿されるチラシがいつも素敵なのですが、特別目を引いたのが今回の桜模様のチラシでした。

「綺麗なチラシだなぁ」「素敵な題名だなぁ」と思ってよく見たらピアニストは小瀧君。

しかも演奏曲を見たら「平井康三郎『幻想曲 さくらさくら』」と書いてあります。

小瀧君の『幻想曲 さくらさくら』が聞ける。

 

そして題名だけは知っていたけれど聞いたことがなく聞いてみたいと思った「さくら横ちょう」。

え?バリトン歌手の井上さんが?と思ったら「これはぜひ行きたい!!!」と思いました。

ですが、直前まで仕事で都内に戻れないかもしれず、しかも直前に帯状疱疹で自宅療養になってしまいぎりぎりお申し込みができました。

 

私はオペラやピアノには全く詳しくありません。

歌詞も日本語ではないことも多いですが、日本語に訳した歌詞を受付で渡して下さったり、井上さんが歌われる前に先に解説をしてくださいます。

そのお話が私には全く未知の世界のお話でとても面白い。

井上さんのオペラ「闘牛士の歌」がとても印象的で、力強いバリトンボイスに深く聞き入りました。

 

ソプラノ歌手の「金持亜実」さんが歌われたモーツァルト作曲「すみれ」。

初めて歌詞の内容を知り「そんなオチがあった歌だったのか」と衝撃的でした。

 

念願の小瀧君の『幻想曲 さくらさくら』。

素晴らしく良かった!

サロンの広さに近い音楽堂で、この広さで聞けたことがなんとも贅沢で優雅な気分にさせてくれました。

Toshlさんのコンサート以外の小瀧君のピアノ演奏は是非一度お聞きになることをお勧めします。

 

未知の世界を知る面白さを感じ、日常の慌ただしさから離れ優雅にピアノの音色や歌曲を味合う贅沢な時間を過ごした日でした。