『全てが変わっても、あなたの本質や個性はほとんど変わらない』

この言葉と出会ったとき、はっとしました。

しかし同時に、『人間は変わらなければ成長がない』とも思っていたので、

"本当に変わらないのだろうか、いいえ、変わらなくてもいいのだろうか"

という思いも湧き上がってきました。

今では、こう考えています。

私たちはたとえ本質や個性が変わらなくても、経験により自己を広い視野で見て、自分の中の引き出しを積み重ね肉づけしていくことができるのではないか、と。

ただ、「全てが変わっても」の「全て」ですが、何をもって「全て」というのだろうかということは、私の中では答えが出ていません。

家庭の信念や両親の考えがぶれてしまったら、子どもの健全な発達は望めません。ただ、子育てを通して、親は学び続けていきます。自分の核となるものがあってこそ、様々なものを受け入れていくことができるのです。

核の周りに層を積み重ねるようにして、子どもと共に親も成長していくのだと思います。


トトロのシュークリームです(白鬚のシュークリーム工房)。この店は、世田谷代田にある私の実家の近くにあります。
世田谷代田は、ドラマ『サイレント』効果で一躍注目を浴びました。私が生まれ育った大切な街です。「下北沢は私の庭です!」と豪語していました。
下北沢の隣にひっそりと佇み、飲み込まれそうだった駅。すっかり外観は変わってしまったが、本質は変わってない気がしました。そんなことを思いながら、今日のブログを書きました。