インスタに、C-POPのことを書きました。今回はK-POP、今や世界的なスーパースターとなったBTS(防弾少年団)の曲を聴いてみた感想を述べさせていただきます。

 

BTSを私が初めて知ったのは、2018年11月でしょうか、ツアーで来日していたときに、ミュージックステーションへの出演が見送られた騒動ででした。メンバーのうち1人が、前年2017年に、原爆のTシャツを着ていたことが判明し、日本だけでなく世界がそのことについて追及しました。紅白にももちろん出場することはできなくなった騒動で、メンバーが原爆の写真とともに韓国が解放された意味がデザインされたTシャツを着用していた、ということは多くの波紋を投げかけました。

 

Tシャツのデザイナーは謝罪し、事務所も過去の歴史について声明を出し、渦中の本人は涙ながらに東京ドームの公演でそのことについて触れました。

 

有名人として立場がある芸能人は、仕事柄、大きな商業ベースを気にしなければならず、自らの発言が制限されてしまうのは致し方ないことなのかもしれません。前回インスタで書かせていただいた台湾人であるアーティストの炎亞綸(アーロン)は、政治的発言を実名で行うことでも有名ですが、このコロナ禍でもWHOの対応について触れ、そのことで中国の反感を買い、決まっていた番組の降板を強いられました(アーロン側はスケジュールの都合によると主張)。

 

その点、安倍首相に、SNS上で勝手にコラボされて話題になった星野源はうまく逃げましたね。

 

本騒動の約半年後には、日本にも笑顔で、ツアーにまた訪れることができたBTSをみて、少し安心しました。スタッフのお子さんがBTSのファンだったこともあり、いつかゆっくり彼らの楽曲を聴いてみたいと思っていたのですが、今回念願叶い(少々大袈裟ですが)、じっくりと鑑賞いたしました。HIP POPの中にもバラード的要素を含み、coolなラップと高音のハーモニーを織り交ぜ、メッセージ性も非常に高く、現在の音楽界の世界的流行に乗っている作品だと感じました。強烈なダンスパフォーマンスを中心とした、感動するほどの完成度の高い作品を作るこのグループの、血のにじむような努力も伝わってきました。BTSが世界で大成功したのにも頷けました。

 

掲題の曲は、日本語バージョンでは、『血汗涙』という題でリリースされ、日本語の歌詞だけではラブソングのように聴こえました。しかし、元々の韓国語のMVを見ますと、終盤に差し掛かるところでのRM(ラップモンスター)を名乗るグループリーダーの流暢な英語によるメッセージと、ギリシャ神話に出てくるような神殿でのメンバーたちの演技パフォーマンスが集結され、ただのラブソングに留まらない世界感が演出されていました。

 

国連でのスピーチに呼ばれたりしている彼らの作品ですから、途中の「お金 money が欲しい」と私に空耳でなくはっきり飛び込んできた歌詞も、“そんなわけないだろう…”と思ってはいました。訳をみましたら、聞こえてきたのはやはりmoneyではなかったので、ほっとしました。

 

韓国語バージョンを聴いたとき、私は、ハングル語がほとんど聞き取れないこともありましたが、訳をみても最初は、ドラッグ撲滅の歌かと思いました。

 

最終的には、それぞれの解釈によるとは思いますが、善と悪の世界があることを知った少年の自我の目覚め、誘惑や葛藤を乗り越え成長していくこと、などを描いているのではとの感想を持ちました。

宗教画、ギリシャ神話、ニーチェの言葉を取り入れたMVならではの作品でありました。

 

Blood Sweat and Tears”のリリックについてですが、やはり、日本語版『血汗涙』では原曲のニュアンスが活かされていないところがもどかしい!と感じました。メロディにのせなければならない歌詞は、映画の字幕とは比較にならないほど制限がかかりますし、過激、といいますか、ヒリヒリするようなBTSの言葉は、日本人を対象としては使いづらい理由もあるのかもしれません。

 

さて、言葉を気持ちにのせるということでは、やはり難しいのは『願書』であります。しかも、お子さまの歩む道が、幼稚園や小学校という、家庭以外に初めて出会う教育のスタート時点の環境で、ある程度決まってしまうのでは…などと考えた場合は、なおさらです。

 

会員様の中には、願書の作成も進んでこられ、2園目、2校目に取り掛かれるご両親も増えてきました。

 

当会は面談を再開させていただきましたので、この秋に受験を控えられた方々の連絡をお待ちしております。

 

 

 

 

 

幼稚園・小学校受験の相談、願書・面接指導の会です。

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