『劇場版 「鬼滅の刃」 無限列車』 をようやく観る機会を得ました。

この映画が爆発的に流行ったのは、まだコロナ禍の最中であったと記憶しています。

 

Netflix、Amazonプライムにもなかったので、友人にDVDを借りました。もともと漫画のファンであった友人一家が映画を観て、とても感動して、購入したそうです。

 

DVDボックスは豪華版で、特典がいろいろと入っていました。友人は買ってから一度も観ていない(買い物でありますよねえ、そういうこと)と言っていたので、新品を開けるようで緊張いたしました。

 

漫画を読んでいない人でも分かる映画だと聞いていたのですが、ラストシーンに号泣しました。

 

子どもと一緒に、全編漫画を読んだ友人は、『鬼滅の刃』のテーマに一つに、「兄妹愛」があると言っていました。

 

私は女姉妹で育ちました。女子だけの一貫校に行き、妹と同じ学校に一緒に通ったこと、学んだことを懐かしく思い返しました。今でも、私たちを育ててくれた学校の話を一緒によくします。先生方も知り合いも共通するので、話も弾みます。


兄妹、姉弟の場合は、共学という選択になると思いますが、女子校でも、雙葉学園、東洋英和、日本女子大附属など、幼稚園だけは男の子もいるといった学校もあります。

 

雙葉志望で当会にいらっしゃる方は、お兄ちゃんを雙葉へ、という方と考えるご家庭は多いです。

 

妹のために兄を幼稚園に入れるなんて、"策略に違いない" ”ずるい”と考える方もいらっしゃるかもしれません。でも、親が、兄弟姉妹を同じ学校へと考えるのは当然のことであり、学校によっては、離すのはかわいそうと明言された先生もおられます。

 

子どもの教育は思い描いていても、そのときの状況によって変化し、それに対応していくのが一番大切ではありますが、知っていればこうしたのにという後悔はしたくないものです。

『鬼滅の刃』の「兄妹愛」から、このようなことをふと思いました。


ノルウェーの首都オスロの南にあるドルバックのクリスマス・ハウスでデザインされたお人形です。