どんなおばあちゃんになりたい？

日頃、クライアントさまに

必ずお伺いする項目の一つに、

「5年後（あるいは3年後など）に

　どうなっていたいですか？」

というものがあります。

コンサルやコーチングを

一度でも受けたことのある方なら

経験済みかもしれませんね！

いわゆる

「理想の未来」「ゴール設定」

というものです。

コーチングもコンサルも、

「理想の未来」「望むゴール」

（あるいは、人によっては

　「なぜかわからないけど

　　そういうイメージが湧く」

　という直感的なもの）

からの「逆算」で、

今日からどう動いていくか？

何をすべきか？　

を導き出していきます。

「今現在」のお悩みや課題も

もちろんお伺いしますし、

それらを解決・解消していくことが

「ゴールへ到達」するには必要です。

なのですが、

じつは、それ以前に

「理想の未来」

「到達したいゴール」

をしっかりイメージして、

頭の中で描き切っていただくことが

何より重要なのです。

そうすることで、

「未来の姿」を

まずは「宇宙に宣言」することに

なりますし、

現実的には、

そのイメージを

必要な時に必要なだけ

自分の中で呼び起こしてもらい、

励みにしてもらうことができます。

また、

「未来の姿」と「現在の姿」の

ギャップに気づいてもらい、

その差を埋めるためには、

ではどうしていけばいいのか、

今日からの課題を

明らかにすることが

できるようになります。

それは、

人生に関するコーチングでも、

ビジネスのコンサルや

プロデュースでも、同じ。

なのですが、この

「理想の未来を描き切る」

ことの大切さ、、、

なかなか伝わらないことも多く、

私も悩むところでもあります。

というのも、

「わからない」

「イメージできない」

という方が

一定数いらっしゃるのです。

そのような方の共通点として、

次のようなことが挙げられます。

✔️これまでの人生が

　尋常ではない苦労の連続だったため

　「苦労のない、自分の最高の状態」

　を思い描くことができない

✔️子どもの頃から

　親の圧力を感じながら生きてきて

　自分の望みを素直に伝える術を知らない

✔️自己肯定感が低く

　「自分なんか理想を叶えられるわけがない」

　という思いが潜在意識に染み込んでいる

✔️理想の未来を思い描くだけの

　「情報量」がご自身の中にない、

　あるいは、足りていない

……「あ、あたしのこと！」

と思った方も

いらっしゃるかもしれませんね。

＊　　＊　　＊　　

そのような方に、

私は次の質問としてこう訊きます。

「では、◯◯さんは

　どんなおばあちゃんに

　なりたいですか？」

そうするとですね、、、

出てくるんです、いろんな

「理想のおばあちゃん像」が！笑

✔️足腰丈夫で、

　趣味の旅行を続けている

✔️生きている間のお金には

　困らない状態になっていて、

　好きなことだけして暮らしている

✔️子どもとほど近い場所に住んで、

　適度な距離感で行き来しながら

　孫の成長を楽しんでいる

✔️自宅の軒先で、

　自ら育てた野菜や焼いたパンを

　地域の人たちに販売している　

、、、ね、素敵ですよね！

先日セッションさせていただいた

受講生のMさんの答えは、

こうでした。

✔️歌って踊れるおばあちゃん

！！！！！　

いいねー！

カッコいい！

私も個人的に大共感！

しかも、このMさんは、

私が「どんなおばあちゃんに…」と

尋ねる前から、　

セッションで使うワークシートに

自らそう書いてくださっていたの

ですね。

プログラムを開始されたばかりの頃は

「未来をイメージ」することが

なかなか難しいとおっしゃっていた

Mさんですが、

セッションを2回ほど終えた後には

ご自身の「おばあちゃん像」まで

はっきりとイメージすることが

できるようになられました。

そして、

「歌って踊れるおばあちゃん」

という究極の未来像が描けると、

じゃあ、今日からどんなことに

気を配って生活していけばいいのか、

その理想を叶えるために、

私生活では、仕事では、

どんなことをすれば

そこに真っ直ぐ向かっていけるのか、

などが、

おのずと明らかになってきます。

「おばあちゃん像」

を仮に80歳としましょう。

それがしっかり描けると、

その手前の10年＝70歳、

さらにその手前の10年=60歳

のイメージも、

自然と持てるようになります。

＊　　＊　　＊

この先の人生、

これからの働き方、

何か変えたい、

いや、変えなきゃいけないと思う。

でも、

何からどうしたらいいのか

さっぱりわからない、、、

そんなことを日頃

感じていらしゃるあなた、　

ぜひ一度、まずは