誕生日×年上男子 | 《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

LDHのメンバーで妄想ストーリーを作ってます。独自の世界観で気ままに書いてます。
好きな作品が見つかれば嬉しいです。

誕生日×年上男子



剛典さんの誕生日から2人で出かける回数も増えた。


「買い物も付き合ってくれてありがとうございます」

《いえいえ。じゃあまた明日》


買い物してたらばったり会って、それからずっと一緒にいた。


剛典さんと別れて自分の部屋に戻ろうとすると臣さんがいた。


「あれ?今帰りですか?」

『、、まぁな』

「夜遅くまでご苦労様です、じゃあ」

『随分仲良いな』

「え?」

『そんなに岩ちゃんと仲良かったか?』

「先週くらいからぐっと縮まった感じです!いいでしょー笑」

『別に興味ないけど』

「なら、聞かないでくださいよー笑」

『こんな時間まで2人で楽しくしてたんだろ。俺は残業してへとへとだっていうのに』

「私だって、頑張って仕事してましたっ!」

『その割には随分楽しそうにしてたけど』

「確かに楽しかったけど。でも、剛典さんとたまたま会って」

『たまたまねぇー?』

「ただ一緒に買い物してただけですっ!もういいですかっ!!」


臣さんの言葉にトゲがあってだんだん腹が立ってきた。


「さっきまで楽しかったのに、臣さんのせいでぶち壊しです。

なんでいつも意地悪なことばっかり言うんですかっ!」

『面白いから』

「最低ですね。剛典さんは意地悪なことしないですよ。

ずっと優しいし、紳士的だし、一緒にいるときずっと楽しいし、」

『、、、』

「臣さんとは違うんですっ!」

『岩ちゃんのこと好きなのかよ』

「まだ分からないけど、とにかく今の臣さんよりは好きですっ!」

『それ、1番ムカつく、、』


腕を掴まれ臣さんの部屋に連れて行かれる。

玄関の扉に押し付けられ身動きが取れない。


「な、何するんですかっ!?離してっ」

『やだ』

「なんでっ、そんなこと、、んっ//!?」


臣さんから強引に唇を奪われる。

抵抗しようとしても、手を掴まれさらに唇を重ね合わせられる。

嫌なはずなのに、狂おしいほどのキスが降り注ぐ。


『お前見てると調子狂う、、』

「、、、え?」

『〇〇から岩ちゃんの話聞く度イライラしてくるし、

無性に腹が立つ。俺のいない所で、、マジでムカつく、、。』

「臣さん、、もしかして私のこと好きなんですか?」

『は?別にそんなんじゃない』

「本当ですか?」

『んだよ、、』

「ちゃんと言わないと、あげませんよ?」

『は?何を』

「誕生日プレゼント。今日はそのために買い物してたんです。

剛典さんだってたまたま会ってそれから一緒にいただけで、、」

『、、、』

「疑ってます?本当ですよ?信じてくれないなら剛典さんに聞いてもらえれば、、」

『、、、もういい。で、何くれるんだよ』

「素直になってからです!で、どうなんですか?」

『、、、だ』

「聞こえない、なんですか?」

『好きだばかっ!!もうこれでもういいだろ//』

「臣さんかわいい、顔真っ赤笑」

『お前なっ、で、ちゃんと言ったんだからほら、」

「あー、そうでした。えっと、、」


シンプルなピアスをプレゼントする。


『ありがとう』


箱から開けて、付けてたピアスからプレゼントのピアスに付け替えてくれる。


「あ、似合ってる笑やっぱり、かっこいいですね」

『、、なぁ、ケーキないの?』

「え?」

『岩ちゃんには手作りケーキ作ってたろ?俺のは?』

「だって、美味しくないって言ったから作ってないですよ」

『んだよ、、』

「あ、じゃあこうしましょ。これから夜ご飯作ります!食べたいものありますか?それ、作ります!」

『なんでもいいんだな?』

「はいっ!お菓子作りは苦手ですが、料理なら任せてくださいっ!和食、洋食、中華どうします?何食べたいですか?」

『〇〇』

「え?、、ちょっと、臣さんっ!?」


急に抱っこされ、下からおねだりされる。


『〇〇がいい』

「な、な何言ってるんですかっ!?」

『さっき言ったからな?なんでもいいって笑』


臣さんに抱き上げられたまま、部屋の奥の寝室まで連れて行かれる。


「あのっ、、嘘ですよね、、?」

『俺、意地悪はするけど嘘はつかないから笑』


優しく笑う姿は、いつもの臣さんだった。


「臣さん、、」

『ん?』

「お誕生日おめでとうございます。」

『さんきゅ』

「あのっ、、そのっ、、んっ//」


言葉がなくても伝わる温もりを感じながら、甘い時間を過ごしてく。


Ømi happy birthday...