年明け×年上男子
元旦。
1人なら早く起きるけど、寝正月で気づけばお昼。
でも、悪い気はしない。
だって、隣にはまだ眠ってる彼がいるから。
まだ、彼のそばに居たくてくっつけば
無意識なのか抱き寄せてくれる。
この時間が続けばいいのに、、。
だから、、そっと彼の唇にキスを落とす。
『ん、、』
「あ、おはよ、、//」
『ん?朝?』
「もう昼かな、、」
『まじか、、笑』
「まだ眠い?」
『いや、起きる』
「あの、っ!あけましておめでとうっ」
『ん、あけましておめでとう笑』
「臣くん、髪ボサボサ笑」
『じゃあ、直して』
ふわふわした寝癖をそっと直す。
「ふふ笑」
『なんだよ』
「直らない笑」
『じゃあ、風呂一緒に入るか?』
「えっ//?」
『今日、2人で出かけたい』
「えっ、いいの?」
『昨日、言ったろ?仕事納めだって。だから今日休み』
「あ、、」
『元旦からデートな?』
「うんっ!」
『だから、一緒に風呂入るぞ』
「え、あのっ別々っていう選択肢は、、」
『ないっ。時間もったいないから、入る。ほらっ!』
「わっ!?まって、おみくんっ//」
抱き上げられ、そのまま連れて行かれた。
久しぶりのデートに浮かれながら準備すると、
首にそっと光るものが付けられた。
『プレゼント』
「え?」
『〇〇に似合うと思って』
「いいの?」
『もちろん。かわいい、似合ってる』
「ありがとう」
『お返し、ちょうだい』
「え?、、お返し?」
『俺が欲しいもの、分かるでしょ?』
「なんだろう、、んっ//」
そっと唇を奪われてしまう。
『さんきゅ』
「もうっ//」
『そろそろ、行くぞ』
「あ、うん」
今年も彼のそばにいられますように、、。