疲労×年下男子 | 《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

LDHのメンバーで妄想ストーリーを作ってます。独自の世界観で気ままに書いてます。
好きな作品が見つかれば嬉しいです。

テーマ:

疲労×年下男子





連日のライブでヘトヘトの陸くん。


久しぶりにお休み取れたからって連絡が入り、


彼の部屋に向かった。


扉を開けると床で眠ってる姿があった。


「風邪ひいちゃうよ、、笑」


着いたら連絡してくれるって言ってたけど、


画面には途中まで打ってた形跡があり。


きっと頑張ってたんだろうけど、睡魔に負けた様子。


ほんと寝顔が可愛くてずっと見てられる。


頬にそっとキスして、


買ってきた材料で夜ご飯の準備に取り掛かる。


ライブ終わったから、お肉とかもいいかな、、


なんて思いながら材料を切っていた。


『え?◯◯ちゃん?』


「起きた?」


『、、うん。あ、いや、待って、、今何時?』


「えっと、、19時すぎ?」


『うわー、4時間も寝てた。ごめん、気づかなくて、、』


「疲れてるんだし、ゆっくりしてな?」


『いいよ、俺もやる』


「ありがとう。」


本当はゆっくりしててくれれば良かったのに、


優しい陸くんだから結局手伝ってくれる。


『このお皿でいい?』


「うん、ありがとう」


『いえいえ笑』


一緒に料理して、


美味しいって喜んでもらえて、


他愛ない会話を楽しんで、、本当幸せ。


『◯◯ちゃん?聞いてる?』


「あ、ごめん、」


『翔平の話聞いてないでしょ?』


「ごめん、考え事してた」


『考え事?悩みとか?聞くよ?』


「ううん、そういうのじゃなくて、、笑」


『どういうこと?』


「陸くんに会えて、


こういう時間って私、幸せなんだなーって


しみじみしちゃって笑何言ってんだろうね笑」


『それは俺も同じだよ?


◯◯ちゃんに会った時、この人だって、、


ずっとそばにいたいって。だから、俺もすごく幸せ』


「ほんと?」


『本当だよ。』


「よかった笑」


『でね、、あのー。』


「ん?」


『俺、、今日までライブだったわけじゃないですか、、。』


「うん。」


『だいぶ、疲れとか、色々溜まってまして、、』


「うん、急にどうしたの?」


『とことん甘えたいっていうか、、その、、』


もじもじしながら、私の顔を伺う陸くんが可愛くて仕方ない。


「そんなこと?」


『だ、だって、ガツガツ系好きじゃないって前言ってたし。


◯◯ちゃんに嫌われるの絶対に嫌だから、、』


「陸くんは別だよー笑」


『え?本当っ!?』


「うん、ほらおいで?」


太ももを叩いて待つと、


大きな犬のように尻尾を振って嬉しそうに近づいてくる。


膝の上に彼の頭が乗せられ、


寝転がる陸くんはとても満足そう。


見上げてわたしを見つめる陸くん。


『◯◯ちゃん好き、大好きっ』


「知ってるー笑」


『◯◯ちゃんは?』


「んー?」


『ちゃんと聞きたい笑俺のこと好き?』


「好き」


『でもね、俺の方がもっと好きー。


それは絶対に負けない笑』


「私だってっ」


『ううん、絶対俺笑笑』


「ふふ笑笑」


2人でいれば自然と笑顔が増える。


『◯◯ちゃん、、』


「ん?、、っ//


陸くんがゆっくり身体を起こすと、優しく重なる唇。


何度も重なる唇に酔いしれる。


『◯◯ちゃん、、』


「ん?」


『あっち、行きたい、、だめ?』


「いいよ//


彼に抱き上げられ、寝室に連れて行かれる。


『今日、、寝れないかも笑』


「えっ、、陸くん疲れてたんじゃ、、」


『んー、結構ヘトヘト笑』


「なら、、」


『でも、今日は◯◯ちゃんに満たされたい日だから、


付き合って?』


「うん//陸くんの好きにしていいよ//」


『じゃあ、、もう一回キスさせて?』


「うん//


優しく包み込むようなキスから、


何度も重ね合わすうちに深いキスに変わる。


ゆっくりベッドに押し倒され、


痺れるほどの甘い時間を過ごしていった。


...⭐︎


目を覚ますと、陸くんに後ろから抱きしめられてた私。


彼を感じてたくて、起こさないように体を反転させる。


気持ちよさそうに寝てる彼。


「世界で一番好きだよ」


小さな声で呟くと、無意識なのか本能なのか、


目を瞑っててもぎゅっと抱きしめられた。


何気ない時間、大好きな人がそばにいれるだけで 


特別な時間に変わる。