特集ページ×年下男子① | 《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

《妄想小説》 〜LDHの小さな恋〜

LDHのメンバーで妄想ストーリーを作ってます。独自の世界観で気ままに書いてます。
好きな作品が見つかれば嬉しいです。

特集ページ×年下男子


〜打ち合わせ編〜





RAMPAGEのマネージャーについてからもう3年が経つ。


部長から舞い込んだ仕事は彼らではなく、私にだった。


「写真撮影ですか?」


《そう、今回特集を組むことになってね。


それで抜擢されたのが◯◯ってわけ。》


「冗談ですよね?」


メガネをかけ地味で、化粧気もなく、


ただ彼らのために毎日走り回る仕事をこなしてたのに。


そうだ、私なんかより適任いるじゃん、、。


「あ、⭐︎⭐︎さんは、、?


私なんかより綺麗でスタイル良くて、、」


《読者はそれを求めてないんだと。


地味なやつほど磨けば光るっていうだろ?


それに別にお前だけじゃないから。考えといて、、。》


適任なんて探せばいくらでもいるはずなのに、


先輩の断れない雰囲気のまま会議室から出た。


『、、ちゃん?』


「、、、」


どうしよう、、どうやって断ろうか、、。


そんなこと考えながら、歩いてた。


『◯◯ちゃんってばっ』


「、、あ、え?」


心配そうに声をかけてくれたのは陸くんだった。


『なんかあった?』


「えっ?」


『なんか、すごい顔してたけど、、』


「あ、いえ、なんでもないです」


みんなに心配かけちゃダメなのに、、。


『そんなふうに見えなかったけど?


もしかして、△△さんに怒られた?


俺、なんか言ってこようか?』


「あ、いえ、そういうわけじゃなくて、、笑」


『じゃあどうしたの?』


「あ、えっと、、大したことじゃっ、、」


『俺、そんな頼りない?』


「そんなことないですっ。


すごくいつも頼りになりますし、


ほんとっ尊敬しますっ」


『そう?ならさ、話してよ。


2人で考えれば解決する時もあるよ?』


自分で考えても、答えが出ず陸くんに話を切り出した。


『うーん、◯◯ちゃんにしては大変そうな仕事だね。』


「そうなんです、私なんかより適任はいるのに、、。


磨けば光るって言ってたんですけど、


ただの石のままだってあるのに、、。」


『俺はそんなことないと思うけど?』


「えっ?」


『俺は◯◯ちゃんのことただの石だなんて思わないけど?』 


「そんなわけ、、」


『一生懸命俺たちのために働いてくれてる姿は


かっこいいし、いつだって輝いてる。それに、、』


かけていたメガネをそっと外される。


『◯◯ちゃんはかわいいよ?


みんなそう思ってるから』


「そ、そんなわけ//


彼を見ると至近距離に顔があって優しく笑う。


『俺は、、その仕事受けてほしい。』


「私なんて、、」


『私なんてって思わないで?』


「でもっ」


『でもも禁止』


「、、、」


『心配?』


「そりゃ、、」


『じゃあさ、、俺もその撮影行ってもいい?』


「え?」


『俺が◯◯ちゃんを輝かせるから、、ね?』


「えっ?!」


『それに、知ってる人がいる方が安心するでしょ?』


「ほんと、後悔しても知りませんからね?」


『大丈夫笑絶対かわいいから笑


じゃあそうと決まれば、気が変わらないうちに言いに行こ!』


手を取られ、足早に連れて行かれた。



to be continue...