ひまわり治療院管理栄養士 大平のぞみです。

1月も後半になってしまいましたが、2024年最初のコラムです。今年もどうぞよろしくお願いします。


  先日、ボランティアで娘の小学校へ紙芝居を読みに行く機会がありました。何を読むのか任せてくださっているので、冬っぽいもの?節分が近いから鬼の話?…など、あれこれ迷いながら、市の図書館でいくつか借りてきました。

  その中のひとつ、『うみにしずんだおに』。



全然知らずに借りてきたのですが、四国 土佐に伝わる伝説のお話でした。

  親子の鬼が出てきます。お父さん鬼は、子鬼をぶん投げながら子育てするという、なんともダイナミックで楽しい鬼。でも、大嵐から久礼の人々を守るために、大きな大きな岩をふたつも運び、最後には大波から子鬼を守るために、自分は海に沈んでしまいます。鬼が命がけで運んだ岩は、現在も双名島(観音島・弁天島)といって、久礼の港にの観光名所として残っているそうです。そして、その間にちょこんと小さく見え隠れするのは、おとうが沈んでしまって、泣いて泣いて泣きつかれた子鬼が、岩になったとされている烏帽子岩。



現在は、烏帽子岩のツノは、嵐で折れてしまったようですが、伝説が残る名所へ行ってみたくなりました。


  節分には「鬼は〜外!福は〜内!」と、鬼を追い出そうとするのが一般的ですね。でも、こんなにおおらかで心の優しい鬼もいるのかな?と思うと、なんだか今年は「鬼は〜外!」と言いづらくなりそうです(笑)。


では、節分にオススメのレシピをご紹介します。

【イワシの蒲焼き】〜甘辛い味付けで、子どももパクパク!〜

〈材料(4人分)〉

イワシ                 8尾

小麦粉                 適量

    ★しょうゆ     大さじ1

    ★みりん         大さじ1

    ★砂糖             大さじ1

    ★酒                 大さじ1

 油                        適量

〈作り方〉

①イワシは頭を落として手開きにし、

    内臓と骨を取り除いてよく洗い、

    キッチンペーパーなどで水気を拭き取る

②★を合わせておく

③①に小麦粉をまぶし、余分な粉ははたいておく

④フライパンに多めの油(深さ1cmくらい)を熱し、

     いわしを皮目から中火で揚げ焼きする

     こんがりしたら裏返す

⑤両面がこんがり焼けたら②を投入し、

    中火のままタレを煮詰める

⑥タレにとろみが付いてきたら火を弱め、

    スプーンなどで全体に回しかける


上差し①で水気をしっかり拭き取ることが、

      おいしい蒲焼を作るカギです。

上差し粉山椒や七味唐辛子などをお好みでかけても◎。

上差しイワシには、生活習慣病よぼうなどに効果のある

      EPA(エイコサペンタエン酸)や、脳組織の材料に

      なるDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれて

      います。



節分にちなんで、『うみにしずんだおに』ご興味ある方は、ぜひ読んでみてくださいね。

注目は、この作品に出てくるお父さん鬼下矢印



EXITのりんたろー。さんに似てませんか😁??