私は、30年以上養護教諭を仕事にしてきました。定年退職をする一年前に、自分の今後を考える上で必要となり、私の本当にやりたいことは何で、どのような状態を望んでいるのかについて深堀しました。その結果、私は知的好奇心を満たす時に喜びを感じるし、自分の能力や可能性を最大限に発揮して個性的な人間として成長しながら、より豊かな人生を送りたいのだとわかりました。その為に様々なセミナーに参加したり、読書をしたりしています。読書は、精神科医・樺沢紫苑氏の本を多読しています。「3つの幸福」には、私の理想とする幸せの三段重理論が解説されており、とても腑に落ちました。

 さて、『「集中力がすべてを解決する」精神科医が教える「ゾーン」に入る方法』を読む前には、きっとこの本には

先の書籍「3つの幸福」中のドーパミン的幸福を実現させる方法が書いてあるに違いないと思っていました。しかし、読み進めていくと、そこに留まらず、AI時代の未来に絶対に必要な大脳の前頭前野を活性化して、QOLを高めていく方法が書いてあることに気づきました。

 この本では、集中力の定義を、スマホやネットなどのあらゆる誘惑に流されず、自分の生活をコントロールする力、

「誘惑をコントロールする力」「誘惑をはねのける力」『今、ここにとどまる力』P27 としています。まさに、AI時代の未来に絶対に必要な力だと思いました。

 そして、集中力低下の根本的な原因に切り込んでいます。①一日の体内時計などのリズムのズレ ②脳疲労とストレス、ストレスをきちんと制御できていないこと ③ワーキングメモリーの低下 この視点から具体的な解決策を示しています。

 私は、この本を読んで、集中力を高めれば次のような効果が期待できると気づきました。そのために行いたいtodoを

整理しておきます。

1 認知機能の維持:認知症や記憶の衰えを予防する為に、朝日を浴びて少し大股で速歩します。今は、平日は職場まで 歩くのが日課です。寝る前には、中村弘志先生の本「悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい」で紹介された、仰向けに寝て膝を立てて左右に倒す運動をします。

2 生活の質を上げて、充実感を感じる:ガーデニングや料理をするときに、ゾーンに入る。私は、これまでもガーデニングが大好きで、時間を忘れて楽しむことがありました。なぜ、こんなにも好きなのかというと、ガーデニングでは、自然と繋がれる、リラックス効果を得られる、自分のアイデアを形にして創造性を発揮できる、花が咲いたり実がなったりする様子や色彩の変化から美的な楽しみを得られる、季節の移ろいを感じる、屋外活動で健康になり、植物が発する酸素や香りに心地よさを感じるなどがあるからです。

3 集中力が高まれば、社会参加がしやすくなる:人とのコミュニケーションは円滑になるので、飲みにゅけーしょんやヨガ教室に参加していきたいです。

4 新しいスキルや知識の獲得が苦にならない:起床から2時間の脳のゴールデンタイムを利用して、資格試験の勉強をします。簿記3級です。

5 精神的な健康の維持:集中力や脳の機能が低下すると、不安や抑うつになる傾向があるので、心の安定を図るために、睡眠時間7時間にします。それと、寝る前2時間は、ブルーライトを見ないで、リラックスタイムにします。

スマホ依存を防ぎ、読書をしたら、その内容や感想をSNSにアウトプットするようにします。

 

 今年で61歳ですが、これからも家庭を大切にして、趣味も楽しみつつ、お仕事で結果を出していきます。