自分のこれからにどう生かせるのか目線で読んでみた
こんにちは、マッキーです。
本書を一言でいうと、眠っているあるいは、何らかの理由で封じ込めた自分の本来やりたいと本気で思うことへ向き合い、自分の力を回復し、アウトプットで進化させてその力を発揮させよう!という自己啓発本です。
前半が漫画で、社畜ゾンビ化した主人公が、周りの人の働きかけや自分自身の気づきにより、徐々にゾンビから生き返る物語をみずみずしいタッチで描いています。後半に、物語に沿ってアウトプットの効果や重要性を著者が解説した章があるという、自己啓発本としては、珍しい新しいスタイルの本でわかりやすいです。
今回わたしは、「もしゾン」を読んで、大切な気づきを得ましたので、3つに絞って気づきと今後どう生かすのかを綴って参ります。
1 「昨日は どんな日でしたか?」と聴いてくれた重要な人が、居たということ(p62)により、健は脳疲労の状態から抜け出すきっかけ(トリガー)を得ています。そして、話を聴いてくれたり、雑談できたりする仲間の存在が、健を支え、励まして背中を押していきます。
漫画の最後の方で、健はトイレの鏡に七さんの似顔絵と感謝の言葉を書いています。
p124 そして、実は、健の上司も七さんに救われたひとりだったのです。
ここから、私は、自分自身のここまでの自己成長について考えました。
家族や職場の仲間や恩人など「支えてくれた人、繋いでくれた人々」の存在の大きさに感
謝すべきことを改めて思いました。 私が、二冊目の書籍を出版できたのは、編集者さんと
出会ったからです。それを繋いでくれたのは、樺沢先生主催の「ウェブ心理塾」です。そこ
へ入ろうと思ったきっかけ(対談動画)をくださったのは、タカトモさんです。タカトモさんを知ったきっかけは、新年会で出会ったとある編集者さんです。こうやって遡っていくとその方が意図的に紹介した訳ではないケースもあるけれども、私の出版に繋いでくださった恩人
が数名いたことに気付きました。
繋がりをくださった皆様へこれからも感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。
2 健は、リラックスした時に大川さん「ゾンビなんだ・・・」と打ち明けて、相談しています。p80本書の後半の解説10「打ち明ける」p150には、自分の本心を明かすことが、絆につながる。
打ち明けると人生が変わるとまで書いてあります。
ここから、私は、自分が柔道整復師で整体院を経営されている野上浩一郎さんに対して、肥満で腰痛に悩み相談をしたことを思い出しました。体重が、半端なく重くて、イケメンの野上さんに打ち明けるのは、恥ずかしかったのですが、実際に3か月間の「3勤1休ダイエット」に取り組むと、本当に痩せることができて、大きな自信になりました。先日の誕生日には、30年前のスーツを着て、SNSにアップしたら200以上も「いいね」があり、すごいというコメントを頂戴して、本当にアウトプット・相談をして人生が変わったと実感しています。
これからも、SOSを出すことをためらわずに、それぞれの人の得意な部分を生かして成果
を出したいと思います。
3 漫画の中で、主人公がアウトプットすることで、周りの人々へ影響を与えていきます。
そして、新規事業に対する取り組みなどで理解できますが、影響力の輪が次第に大きくな っていきます。
また、健がアウトプットしてゾンビから生き返る姿に呼応して、控えめで大人しい大川さん
がブログを始めたり、p122 上司の真壁さんが、お子さんとの写真をSNSにアップしたり
(p125)しています。
このことから、私は、少しずつ輪が大きくなるということを自分に照らし合わせて考えま
した。私は、樺沢紫苑公式ファンクラブ「Zions」しおんずのメンバーです。3月5日開催された本書の出版記念講演会オンライン中でのことですが、私がツイッターで呟くと、しおんずの仲間が即座に反応してくれて、なんと10名ものメンバーにフォローされました。翌日から、双方向の交流が始まり、楽しい限りです。
私は、これから「絶望ゾンビの60代」(山口拓朗氏の造語)にならないように、本書と「行動最適化大全」を教科書にして、運動・睡眠・朝散歩・アウトプットを習慣にして、認知症の予防をします。そして、家族への影響力を徐々に強めて、SOSを出し合って笑顔の溢れる生活をみーんなが送れるようにしていきたいです。
また、今後も書籍を通して、少しでも社会貢献できたら嬉しいです。
深い気づきを与えてくれた「もしも社畜ゾンビが『アウトプット大全』を読んだら」に感謝します。
ありがとうございました。