退院してきてからの菜々子は
定期的にY動物病院へ
点滴に通っていました。
水分不足を補うための皮下点滴。
菜々子は元々おでぶちゃん、
病気で急激に痩せて言ったために
背中の皮がかなり余っていたため
「1回でこんなに!?」
と私達が驚く量の点滴をしていました。

Y動物病院は自宅から車で
約30分ほど行った先にあります。
隣町のため通院は大変でしたが
菜々子の命にかえられないと
母がいつも車を運転して
菜々子を病院へ連れて行ってました。

菜々子は保険に入っていなくて...
入院費とこの通院費で
お金がかなり飛びました。
一度の支払額が多く
現金払いができない時には
母と私とでクレジットカードを使い
分割支払いを併用しながら
なんとか払っていました。

今、健康なワンちゃんを
飼っておられる方...
ワンちゃんに限らずですが
ペット保険に加入しておくことを
おすすめいたします😢
かなり元気にみえていても
病気がいつ襲うかわかりません。
人間と同じですね本当に。

療法食に薬用のトリーツ
そして皮下点滴
診察のたびにかかる診察料
これらの支払いは本当に
母のかなりの負担となっていたと思います。
でも「病院へ行かない」
「皮下点滴をやらない」
という考えはありませんでした。
身を粉にして働いてでも
お金がいくらかかろうとも
菜々子の命の時間を伸ばしたい
その思いだけでした。

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皮下点滴が終わったあとの菜々子は
背中がかなりタプタプガーン
大量の水分が皮下に注入されているので
当然なのですがパンパンでした。
ちょっと指で押すと
ピュー💦と液が漏れるほど。
でも菜々子の命を繋ぐ大切な水分
少しでも出てしまうのはもったいなく
いつも慎重に車に乗せ
安全に安全に運転して帰る母。
何度 後ろの車に追い抜かされたか
わかりませんニコ

今は菜々子のいない助手席。
いつも外の景色を眺めて
菜々子の鼻水がついていた窓も
今では汚れることはありません。

ふとした時に菜々子との
思い出がよみがえり
目に涙が溜まります。

きっとこれは何年も何十年も
自分が死ぬまで続くんでしょうね


🐤仲良しの2人
気づけばいつも近くにいた1人と1匹です
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