日比谷野外大音楽堂2013⑧ 2日目 その3 | リッスントゥザミュージック

18.さよならパーティ


気付いたらずいぶん長いこと『STARTING OVER』を聴いていなかったようで

ものすごく久しぶりにこの曲を聴いた。


ああ、やっぱり好きだなあ。


ファンになって最初に買ったアルバムで、この曲に打ちのめされて何度も何度も何度も聴いた。
2009年の「JAPAN CIRCUIT」で初めて生で聴けて、感動が止まらなかった。


そんなことを思い出していたらなんだか、

ファンになってからのこの数年のことがぐるぐる回帰されて
エレカシのことももちろんなんだけれど自分自身に起こったいろんなことが

どっと押し寄せてきて一気に涙腺が破壊される。


聴きながら、妙なことなんですが「はてさて~」の新曲と、「地元のダンナ」も頭の中で
同時再生されていた。


あんなこともあってこんなこともあって、ずいぶん時間が過ぎていったなあ。

なのにちっとも成長していない自分。
いやでも、自分なりに一歩一歩歩いてきた。そこは認めてもいいんじゃないか。


その二つの思考をぐるぐるさせていたら、この曲の泣かせどころ


「誇れるモノが 今は無くってもいい ココロに水を少しかけてやればいい」


泣いていいところでしょここはもう。涙があふれてしょうがなかった。



19.笑顔の未来へ


あーこれもファンになりたての頃PVを何度も何度も見たんだよなあ、
CDで曲も何度も何度も聴いたなあ。
なんてまたメソメソグズグズする。


「笑顔の未来へ行こうぜ!」


宮本さんのメッセージが心にグサグサ刺さってくる。


笑顔で。

泣いてちゃだめなんだ。

泣きたいことばかりあるけれど、泣いたらちゃんと涙をふいて
笑顔の未来へ。


会場中が頭の上で手拍子をしながら音楽に身を任せて飛び跳ねる中、
私も小さく手拍子しながら涙でにじんだステージを一生懸命見て、聴いた。



20.ズレてる方がいい


今日の演奏も完全復帰を思わせる安定感と凄みと気迫と。


圧倒されていたらようやく自分の心の旅は終結してきて(爆)
またエレカシの放つ音にただただ身を任せるように聴くことが出来てきた。


一年に渡っていろんなことを考えながら(これは自分のことではなく宮本さんのこと)
聴いたこの曲。


この先も、どうやったって忘れられない曲になるだろうと思う。



21.俺たちの明日


この曲の時はステージを見ながら時折客席も視界の端で見渡すのがもう癖になってしまった。

この日はごく左寄りの席だったので、真横から見るような形で

たくさんの拳がステージに向けて突き上げられるのを目にすることが出来て壮観。


会場が一つになる。


ステージから宮本さんとメンバーが会場にエールを送り、
会場中がステージの宮本さんとメンバーにエールを送り、
また、一人一人が、頭の中できっとそれぞれの「お前」を思い出してエールを送っている。


いつも、これに感動して泣いてしまう。


定番であり名曲。
やはり素晴らしい歌は多くの人の心を動かす。