私が、初めて「心療内科」を訪れたのは、2006年の終わり頃。
妻が亡くなった後、すぐに会社に「退職届」を出しました。
でも、当時、ドイツ人の上司は、それを受け取ってくれなかったのです。
言葉が通じなかったからではありません。
社内の公用語は、英語でしたから、なんとかなりました。
「2~3年休職しても良いから、絶対に辞めるべきではない」 と。
でも、私には、心の限界でした。
「自分自身をコントロールできない人間が、部下の管理などできない」
そう思っていました。
「辞めたい」
「辞めさせない」
この押し問答が続き、結局、退職届を受け取ってもらったのは、
提出してから、4ヶ月後でした。
後で聞いたのですが、 その間に 「私の後任」 を探していたと。
で、悲しい、つらい想いの中、4ヶ月以上会社に通いました。
日本支社は、東京都内にあったのです。
(本社は、ドイツです)
会社を辞めることができた時、
私は、ホッとする気持ちの方が強かったのです。
いや、その後の「不安」を感じる余裕もなかったのです。
私が、どうしても会社を辞めようと思った理由は、
「死ぬ」 つもりだったからです。
会社に籍を置いたまま、「自死」したのでは、会社に迷惑がかかる。
だったら、早めに辞めてしまおう。
そういう気持ちが、心の中を埋め尽くしていました。
でも、死ねませんでした。 死ぬ勇気がなかったのです。
ボロボロに折れた心で、心療内科の門を叩きました。
自宅から、車で30分ほどの距離にある開業医です。
東大病院の精神科を退職されて、開業された先生でした。
御年、70歳くらい。
その後、ずっと、その先生のお世話になっています。
今月も、月初めに行きました。
また、下旬に行く予定です。
話をよく聞いて下さる先生です。
