ガールズトーク・・・ | ゆめのひとり言

ゆめのひとり言

たわいないゆめのおしゃべり

「なあなあ・・・おまはんなんぼえ?」

 もしもし・・・貴方は何歳ですか?


「もう・・あっちへ行かないかん歳じゃわ・・・」

 もう・・・天国に行かないといけないような歳なんですよ・・


「ほうで?まだ若いようなでぇ~」

 そうなんですか? まだ若いみたいですが・・・


「あはは・・・こんな派手なズボンはいとうけんなぁ~」

 あはは・・・こんな派手なズボンをはいているからね・・・


「派手でないわ・・・ピンクよう似おとうわ・・・

 派手じゃないですよ・・・・ピンク良く似合ってますよ・・・


ほんで・・・ほんまになんぼえ?」

それで・・・本当は何歳ですか?


「申じゃわ・・・おまはんは?」

 申ですよ・・・貴方は?


「丑やけん・・みっつうえで?」

 丑だから・・・三歳上でしょうか?


「ほうで・・・」

そうですか・・・


「体どんなん?」

体はどうですか?


「足は痛いし・・・もうあっちへ行ってもいいのに

 足は痛いし・・・もうあちらにいってもいいのだけど


あっちもいらんていうけんしゃあないわ・・・

あちらもいらないと言うのでしかたないです・・・


こっちでまだおらんと・・・・」

こちらでまだいないと・・・



とまぁ・・・大きな声のおばあさん二人の


病院の待合室でのおしゃべりでした・・・



このガールズトークはまだまだ続くのです・・・


そのトークの間に看護師さんが通れば声をかけ


リハビリの先生が通れば声をかけ・・・・


患者さんがくれば声をかけ・・・・


まぁ・・・なんとも忙しい・・・・


ヘルパーさんでしょうか迎えにくると


お金を払わなきゃいけないのか手袋を振って


魔法のように手袋の中からお金を出してる・・・


でもね・・「一円足りない」とヘルパーさん・・・


そしたら片方のおばあさんが


「一円あるよ~」って財布を出そうとしたんです・・・


そしたらそのピンクのおばあさん・・・


「一円はあるんよ・・・それ以上はないけどな・・」


そして待合室に置いてある週刊誌を


借りて帰ると言いだした・・・


「ちゃんと断った?」っていうヘルパーさんに


「言ってないけど借りて帰る・・・かんまん(構いません)

    

明日持ってくるけん(持ってくるから)・・・


いけるんよ(大丈夫です)」



もうね・・・その言い方がね・・・何とも言えない・・・


相当の才能の持ち主だわ・・・


ゆめの言葉にしちゃうと面白味ないけど


あのままの場面を載せられればなぁ・・・・


下手な漫才聞くより面白いガールズトーク♪


笑いを噛み殺して聞いてたゆめ・・・・


聞くつもりはなかったのだけど


そう!あの声でしょ?聞きたくなくても


耳に入ってくる・・・・でもね・・・・


このガールズトークのお陰で長い待ち時間を


面白可笑しく過ごせたのでありました・・・・


病院中に聞こえるような大きな声での


おしゃべりには”ちょっと!ちょっと!”って


双子の誰かさんのギャグを言いそうになったけど・・・・



大阪のおばちゃん並の愉快なおばあさんの


お話でした・・・・


ちなみにゆめはインフルエンザの予防接種に


行ってきました・・・・


バカは風邪ひかないといいますけどね・・・・σ(^_^;)


まぁ・・・念のために・・・・



ではでは・・・今日のおしゃべりおしまい☆


また明日お会いしましょ♪


アンニョン(^_-)-☆



      ガールズトーク(?)を楽しんだゆめでした