3月後半に4連休を錬成して、東京の銀座で行われていた青ブタ展に行ってきた時の様子とかを。   

 

 

青春ブタ野郎はスクールメモリーの夢を見ない 青ブタ展の続きとなります。

 

 

 

松屋銀座で行われていた青ブタ展を見た後、藤沢の東横インに投宿して一泊した所からです。

 

というわけで、あとは帰るだけの最終日です。

 

 

東横インの朝食ですが、ここ最近は店舗ごとに個性が出てきた・・・ような気がします。

前はおにぎりと軽いおかずぐらいだったのが、今では炊飯器に入った白米やら、カレーやら、レパートリーが増えました。

 

藤沢だと、おかずに「しらす」が選べるようになっていました。

 

 

チェックアウト後は、藤沢駅から移動します。

 

 

藤沢駅のホーム上にある、昔走っていた湘南電車の形をしたNewDays

 

藤沢には何度も来てる割には、この店は一度も使ったことがなかったりします。

 

 

東京駅まで普通列車のグリーン車で移動します。

 

 

2024年3月のダイヤ改正以降、首都圏の普通列車グリーン券が軒並み値上げされています。

が、値上げされる日付以前に事前購入しておけば、値上げ前の料金で乗れたりしました。

 

本当は 隣の大船駅から乗る または 藤沢駅から新橋駅までの乗車 にしておけば料金が1段階安くなったのですが、

 

まあ・・・別にそこまでケチらなくてもいいかなと思ったので、藤沢駅から東京駅まで乗りました。。

 

 

では、九州に帰るので新幹線に乗車します。

 

東京駅の駅名標がどう見ても東北新幹線です、本当に(ry

 

隙あらば寄り道をするスタイル。

 

 

2024年3月16日に、北陸新幹線の金沢~敦賀間が延伸開業したことにより、東京駅の発車表示機に「敦賀」の行先が現れていました。

 

東京から福井県の敦賀まで、北陸新幹線で乗り換えなしで行けるようになっています。

 

 

 

今の所、敦賀~新大阪間の北陸新幹線は着工すら始まっていないので、私が生きている間に東京駅の東北新幹線ホームから「新大阪」の行先が見れる日が来るのか・・・?

 

もっとも、東京から京都・新大阪までだと東海道新幹線を使ったほうが速いので、北陸新幹線は東京発を敦賀止まりにして、そこから先は富山始発の「つるぎ」辺りに丸投げする可能性もありますが・・・。

 

 

というわけで、北陸新幹線かがやき509号の敦賀行きに乗車します。

 

出来立てホヤホヤの北陸新幹線延伸区間を通り、北陸周りで九州へ帰ります。

 

 

東京駅を発車した後、すぐに地下トンネルに入って、全国の新幹線駅で唯一地下にある上野駅に停車。

上野駅を発車し、日暮里あたりで地上に出ます。

 

東京駅から大宮駅の区間は、途中の埼玉県の一部区間で130km/h運転を行うぐらいで、基本的は在来線と変わらん速度で走ります。

この区間は新幹線らしい速度を全く出さないので、東京駅から大宮駅までで約30分かかります。

 

 

大宮駅から高崎駅までの上越新幹線区間は、防音対策が施されたのと使用車種がE7系またはW7系に統一されたことにより、速度が240km/hから275km/hに向上していました。

 

 

熊谷駅を通過する様子を窓越しに撮ってみましたが、「前乗った時よりも速くなったかな?」という感じでした。

 

 

本庄早稲田駅を通過した後はそのまま群馬県に入り、高崎駅を通過します。

 

 

高崎駅からは上越新幹線と分岐して北陸新幹線に入り、碓氷峠を越えて長野県に入ります。

 

軽井沢駅付近では、沿線に雪が積もっていました。

積もっていた・・・というか、残っていたという表現が正しいでしょうか?

 

 

軽井沢、佐久平、上田と通過し、県都の代表駅の長野駅に停車します。

 

長野駅までだと東京駅から1時間20分、大宮駅から56分で着いています。

 

 

長野駅に停車してJR東日本からJR西日本へ乗務員交代を行った後は飯山駅を通過し、新潟県に入って上越妙高駅付近を走行しています。

 

遠くに見えてた妙高山(?)の山頂が雪化粧をしていました。

 

 

その後は糸魚川駅を通過して親不知をぶち抜いたトンネルを通って富山県に入り、黒部宇奈月温泉駅を通過した後に富山駅に停車。

富山駅では乗車も降車もある程度ありました。

 

新高岡駅を通過して、倶利伽羅峠をトンネルで抜けて石川県に入り、金沢駅に停車していきます。

 

 

金沢駅から先の区間が、開業したばかりの北陸新幹線延伸区間となります。

 

 

北陸新幹線の最速達便となるかがやき号の場合、金沢駅から西の区間では停車パターンが3つあります。

 

  1. 福井駅・敦賀駅に停車
  2. 小松駅・福井駅・越前たけふ駅・敦賀駅に停車
  3. 加賀温泉駅・芦原温泉駅・福井駅・敦賀駅に停車

 

私が乗車した、かがやき509号3.の停車パターンとなります。

 

なお、かがやき号が運転されない日中時間帯は代わりにはくたか号が敦賀駅まで運転されます。

はくたか号の場合、金沢駅以西・・・どころか、上越妙高~敦賀間は各駅停車となります。

 

 

小松駅を通過後、北陸本線時代には見えなかった木場潟が進行方向左手に見えてきます。

 

加賀温泉駅に停車後、福井県に入って芦原温泉駅に停車します。

 

 

芦原温泉駅で、かがやき509号を下車しました。

 

 

芦原温泉駅では改札からは出ずに、次に到着する新幹線つるぎ23号をホーム上で待ちます。

 

 

敦賀行きのつるぎ23号に乗車します。

 

JR西日本の管内で完結する新幹線のため、なんとなくですがW7系の充当率が高い気がします。

 

 

以前は富山~金沢間のシャトル便として運転していたつるぎ号ですが、敦賀駅まで延伸開業したと同時に運転区間を敦賀まで延長しています。

北陸新幹線が仮に新大阪駅まで開通した時、「つるぎ」が新大阪駅まで行くのでしょうね。

 

敦賀駅では殆どの列車で、大阪発着の特急サンダーバード号、名古屋・米原発着の特急しらさぎ号と接続します。

 

 

料金体系にしても、富山駅以西の利用と敦賀駅で在来線特急に乗り継ぐ場合は1つの列車として見なして料金を計算するんだそうです。

 

 

九頭竜川に架かる九頭竜川橋梁を渡ります。

 

この橋梁は新幹線の橋梁を挟み込むように、道路の新九頭竜橋が通る鉄道道路併用橋となっています。

 

福井駅停車のために減速を始めているとはいえ、推定で200km/h以上は出ているので、渡るのはほんの数秒程度だったりします。

新九頭竜橋の歩道を歩いている歩行者を一瞬で抜きました。

 

 

福井駅に停車しますが、新幹線ホームの真横にガラス越しに見学スペースみたいなのが設置されていて、

・・・視線が凄かったです。

 

福井駅はハピラインふくい(旧・北陸本線)とえちぜん鉄道の高架に挟まれる形で北陸新幹線の高架ホームが設置されているため、1面2線という全列車が停車する駅にしてはホームが狭くなっています。

通過線をなくした三島駅みたいな感じです。

 

 

福井駅から1駅先の、越前たけふ駅で下車しました。

 

北陸新幹線の延伸開業区間では、唯一他の鉄道路線との接続がない新幹線単独駅となっています。

 

 

越前たけふ駅には無料のパークアンドライド駐車場がありますが、殆ど駐車スペースが埋まるぐらいには盛況な模様で。

 

この辺り、典型的な車社会なので、最初からこういう利用を想定して駐車場を設置してたんだと思います。

とはいえこれ、駐車スペースが埋まってるせいで新幹線を使いたい人が止めれないってパターンが発生しているんじゃ・・・?

 

 

越前たけふ駅で、敦賀に向かうつるぎ23号を見送りました。

 

 

越前たけふ駅ですが、相対式2面2線とその間に通過線2線を設けた構造になっています。

加賀温泉駅も同じ構造となっています。

 

昭和の時代に造られた東海道・山陽新幹線の大半の駅では当たり前のように見えるこの構造も、平成以降に開業した整備新幹線区間の駅としては珍しい構造になっています。

 

 

この設備ですが、「特急サンダーバード号・特急しらさぎ号」と一体の列車として見なす「つるぎ」の遅れを、東京直通の「かがやき号」に普及させないための追い越し設備・・・らしいです。

 

 

越前たけふ駅の改札内の待合室。

 

壁に越前和紙を用いていて、和風な雰囲気です。

 

これだけでイソスタ映えしそう。

 

 

越前たけふ駅のコンコースに展示してあった、桜の生け花。

 

2024年の初桜見は、越前たけふ駅となりました。

 

 

東京駅から越前たけふ駅まで使用した、新幹線特急券。

東京から芦原温泉までのかがやき509号と、芦原温泉から越前たけふまでのつるぎ23号の2列車分が1枚に纏められた形になっています。

 

指定席券売機の乗換案内で検索して出た経路通りに買ったら、福井駅ではなく芦原温泉駅で乗り換えを指定されました。

 

 

越前たけふ駅の駅舎。

 

駅舎はモノトーンな色合いになっています。

 

 

元々、同音の駅名として福井鉄道に越前武生駅がありました。

北陸新幹線の駅名が「越前たけふ駅」に決まると、福井鉄道の駅は「たけふ新駅」に改称していて、同音での駅名の重複を回避しています。

 

 

越前たけふ駅は、北陸自動車道の武生インターに近い場所(距離にして約500メートル)に位置しているため、名古屋と福井を結ぶ高速バスが立ち寄る形で停車します。

 

福井行きの場合は降車専用となるため、越前たけふ駅から利用できるのは名古屋行きとなります。

 

 

他には、ハピラインふくい(元・北陸本線)の武生駅に行くバスもあるそうで。

 

 

越前たけふ駅に隣接する形で、道の駅越前たけふが併設されています。

 

私が訪れた時は、真新しい越前たけふ駅の見学目的の人と、道の駅利用者が半々ぐらいいて、割と賑わっていた印象です。

 

 

道の駅にある飲食店で、おいもサンデーを食べました。

 

サツマイモ尽くめで美味しかったです!

 

 

かがやき509号の車販で #シンカンセンスゴイカタイアイス を食べようとしたら売り切れてて食べれなかったのですが、むしろ新幹線車内で食べなくてよかったなと、おいもサンデーを食べながら思ったものです。

 

 

越前たけふ駅の中にセブンイレブンが入店しているのですが、そこにダイナソーミート味なるポテトチップスがあったので買いました。

いわゆる、ご当地ポテトチップスみたいなのでしょうか?

 

味はコンソメ味に似てはいるけど、若干それとは違う・・・みたいな、表現しにくい味でした。

 

モンスターハンターの「上手に焼けましたー」みたいなのをイメージすればいいんでしょうか?

 

 

敦賀行きの新幹線つるぎ25号で、越前たけふ駅を後にします。

 

1駅間ながら、料金は敦賀駅から先で特急に乗り継ぐ場合は自由席も指定席も同じなので、指定席を使っています。

 

 

北陸新幹線の現時点での終着駅となる、敦賀駅に到着しました。

 

 

敦賀駅では、新幹線ホームの真下に位置する在来線特急専用のホームまで降りて、特急サンダーバード号大阪行き または 特急しらさぎ号米原(名古屋)行きに乗り換えます。

 

 

12両ある新幹線の乗客の9割ぐらいが特急に乗り換えるので、乗り換え改札の自動改札機が全く見えないぐらいに混みあいました。

 

敦賀駅の新幹線乗換改札、自動改札機が19台もずらっと並んでいるそうです。

 

 

床には誘導表示が施されていて、「サンダーバード」と「しらさぎ」の導線を分離しようとしています。

 

・・・まあ、行きつく先は同じホームなんですけどね。

 

 

この時は、敦賀駅に到着した特急から北陸新幹線に乗り換える逆向きの流れもありました。

自動改札機こそ数の暴力で設置して、方向別に分離してありました。

 

この人の流れ、どこかで見たかもって思ったら、アレだ! コミケの導線に似てる!

 

 

在来線特急専用のホームまで降りてきました。

 

33番乗り場が大阪行き特急サンダーバード号、34番乗り場が米原(名古屋)行き特急しらさぎ号が、それぞれ発車するホームとなっています。

 

31番・32番乗り場に関しては、敦賀止まりの特急の降車専用ホームとして使われています。

 

 

在来線特急専用ホームの駅名標。

 

隣駅が新疋田になっていますが、このホームから発車する列車で新疋田駅に停車する列車はありません。

 

 

敦賀駅からは、特急サンダーバード26号に乗車します。

 

堂々の12両編成で、前の3両に681系を繋いでいました。

後ろ9両は683系でした。

 

 

北陸新幹線が敦賀まで延伸開業したと同時に、特急しらさぎ号と同様に全車指定席で運転されるようになりました。なので、自由席がありません。

 

これは、敦賀駅での乗り換えで自由席の席取りゲームを発生させないためにそうしたのかなと、私は推測しています。

過去に越後湯沢駅でそういう事例があったからかな?
 

 

北陸新幹線と特急サンダーバード号 または 特急しらさぎ号 を乗り継ぐ場合、基本的には1枚の特急券で発券されます。

 

2列車を1つの列車として見なして料金を計算しているためか、切符の券面には「幹特在特」の印字があります。

乗り換えの形こそ違いますが、システムとしては西九州新幹線のそれと概ね同じですね。

 

この時は山科までの連続乗車券を使っていましたが、上の2枚を通せば敦賀駅の乗換改札機は通過できました。

 

 

敦賀駅から1時間20分ぐらいで、新大阪駅に到着しました。

 

 

新大阪駅で途中下車し、駅近くにあるやよい軒で昼食にしました。

 

 

その後は、新幹線さくら565号で九州へ帰りました。

 

どうせ指定席料金を払うなら、幅広で快適なN700系8両編成の普通車指定席がいいとされる。

幅広な4列座席でリクライニングしなくても快適な座席なので、空いてたらつい選びますね!

 

 

そうそう、N700系にあった喫煙ルームが廃止されています。

 

そのため、新幹線の車内で喫煙できる場所が消滅しています。

 

 

私はタバコを吸わない嫌煙者なので、喫煙ルームがなくなった所で全く影響はないのですが、これも時代なんだろうなと。

清掃とか装置のメンテナンスの手間がかかりますし、コスト考えたら割に合わないんでしょうね・・・。

 

 

新大阪駅から約3時間で、久留米駅に戻ってきました。

 

 

ここから帰路に就き、今回の旅は終了となりました。