7月の4連休のうち、24日から26日にかけて関西の方に行ってきたのでその時の様子を。

コロナが相変わらずなので、マスク着用で対策をガチガチに固めて三密を避けた上で行っています。

 

 

旅行記:天保山に登山してみたの続きとなります。

 

 

天保山の最寄り駅となる大阪港駅からは、大阪メトロ中央線で弁天町駅まで移動し、そこからは大阪環状線で天王寺駅に向かいました。

天王寺駅からは改札を出て、道路を挟んだ向かい側にある近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅に移動します。

 

 

そんなわけで、近鉄特急に乗ります。

乗るのは上の「特急青の交響曲」のほう。交響曲と書いて「シンフォニー」と読むそうです。

 

 

で、この電車が青の交響曲の車両です。元々、通勤型として使われていた車両を改造したもので、外観には近鉄の通勤型電車の面影が見受けられますが内装が別物と化しています。

青の交響曲は3両編成で、全ての座席が特別車両の指定席となっています。なので、乗車するには乗車券のほかに特急券+特別車両券の料金が必要となります。

 

なお、青の交響曲の特急券は券売機では買えなかった(候補として出てこない)ので窓口に出向く必要があります。

ちなみに、青の交響曲の特急料金+特別車両料金は730円均一となっています。南大阪線・吉野線系統の特急は料金が均一だったりします。

 

 

では、青の交響曲の車内に入ります。

 

通勤型電車だった時代にはなかったデッキがありますが、この時点でかなり凝っています。洋式建築っぽい感じがします。

 

 

客室はこんな感じで、1号車と3号車に設定されています。

2+1列で座席が配置されていて、一部の区画は3~4人利用のサロン席や2人利用のツイン席となっています。

 

 

窓側席の足元には、充電に使えるコンセントも設置されています。

 

 

2号車のデッキ。奈良に関する本が置かれたライブラリーやベンチが設置されています。

 

 

2号車はラウンジ車両となっています。

ラウンジ車両ではバーカウンターで車内販売も行っていて、沿線の特産品を使ったスイーツやお酒の販売を行っています。記念乗車証もバーカウンターに設置されていました。

 

 

何かの細工みたいなのが施されています。詳しくは知らないけど…。

 

 

今更ですが、この日は奈良満喫フリーきっぷを使って移動しました。写真右の切符が奈良満喫フリーきっぷで、左の切符は青の交響曲の特急券です。

 

奈良県の大部分のJR線や近鉄線に加えて、京都や大阪の一部区間も含めて3日間乗り放題となるフリーきっぷです。特急券を買い足せばJRや近鉄の特急にだって乗れちゃいます。

新大阪着または京都着となるEX予約・スマートEXの商品を使ったり、e5489の商品を使ったりするとオプション扱いで購入できます。但し発売する駅が京都駅・新大阪駅・大阪駅・天王寺駅の4駅だけなので注意。

 

 

バーカウンターで季節のオリジナルケーキセットを購入し、自分の席まで持って行ってティータイムです。コーヒーだからコーヒーブレイクだって? こまけぇこたぁいいんだよ(

 

青の交響曲の季節のオリジナルケーキセットは、その名の通り季節によって内容が変わります。私が乗車した夏季のものは赤桃のケーキでした。大阪マリオット都ホテルの料理長さんが考案したものだそうです。

上の方に金箔が乗っています。金箔、初めて食べたけど金箔そのものに味はないのね。

 

 

近鉄南大阪線を豪快に飛ばしていましたが、樫原神宮前駅を発車して近鉄吉野線に入るとゆっくりめな走りに変わっていきます。というか、停車駅が一気に増える。

この辺り、沿線に古墳がいくつかあって車窓からも古墳っぽいやつが見えます。

 

 

大和上市駅を発車し、吉野川(紀ノ川の上流部のこと。四国ではない)を渡ります。

 

程なくして吉野神宮駅に停車し、その次の駅が終点の吉野駅。

 

 

終点の吉野駅に到着です。

 

 

パタパタの発車標、正確には反転フラップ式案内表示機って言うのですが、これ近年めっきり見なくなったよなぁ…。吉野駅で久しぶりに見ましたよ。

 

 

吉野駅に着きましたが、特に観光するでもなく。というか、雨降っててそれどころじゃないという以前にノープラン。

 

 

駅前にある商店によもぎおやきが売ってたので、買って食べました。めっちゃ熱々だった。

 

 

吉野駅から折り返すのですが、青の交響曲にまた乗ってきた道を戻りました。

よく見たらパタパタのやつの行先、青の交響曲が「大阪阿部野橋」になっているのに対して、それ以外の列車は「あべの橋」になってる。

 

 

往路と復路でバーカウンターで青の交響曲の記念乗車証を貰いましたが、表面の写真や裏面のメッセージが異なっています。

 

青の交響曲は大阪阿部野橋~吉野間を午前と午後で2往復運転しているので、恐らく午前の吉野行きは春・午前の大阪阿部野橋行きは夏・午後の吉野行きは秋・午後の大阪阿部野橋行きは冬と、四季それぞれの写真になっているんだと思います。

 

 

復路の青の交響曲は大阪阿部野橋まで行かずに、途中の樫原神宮前駅で下車しました。

 

樫原神宮前駅では近鉄南大阪線・吉野線と近鉄樫原線とで乗り換えることができますが、それぞれ線路幅が異なるため現状では物理的に直通運転ができません。南大阪線・吉野線は狭軌の1,067mmなのに対し、樫原線は標準軌の1,435mmとなっています。

フリーゲージトレインを入れるとなれば直通運転もできるようになる・・・んでしょうが、実現できたらね。

 

 

樫原神宮前駅からは、近鉄樫原線と京都線を経由して京都駅まで向かう特急が発着しています。

 

 

私が乗ったのはビスタEXという、4両編成の中間2両にダブルデッカー車両を挟んだ特急車両。アーバンライナーが登場する前の近鉄特急の代表的な車両だったんだそうです。

せっかくなのでダブルデッカー車両の指定を取って2階席に座りました。1階席はグループ専用席となっているようで、私みたいなソロぼっち旅行者には縁のない席となっています()

 

 

何気なく2号車のデッキに入ったら、おジャ魔女どれみのどれみはづきのぬいぐるみが置かれていました。3号車のデッキには、ももこぽっぷが。あいこおんぷはいなかった…。

 

ちょうどおジャ魔女世代だったのもあってリアルタイムで観てたので、めっちゃ懐かしいってなりました。

映画「魔女見習いをさがして」とのコラボでこうなってるんだそうです。

 

 

樫原神宮前駅からビスタEXに揺られて約1時間で、京都駅に到着しました。

 

 

京都駅の近くのアパホテルに泊まりましたが、朝食付きで6,000円を切るという、京都市内のホテルでこの値段は異常とも思えるぐらいに安かったです。ちな、GoToトラベルを使わない価格でコレでした。

 

 

しばらくホテルの部屋でダラダラした後、雨も降ってきたので近くのマックでテイクアウトしてホテルの部屋で食べることにしました。

で、マックに向かう途中で撮った羅城門と京都タワーのツーショット。雨の夜は何か映えますね。

 

この日は午前3時起きで新幹線の中で寝てたりしたものの、基本動きっぱなしだったので、ホテルに戻ってマック食べてシャワー浴びて歯を磨いてベッドにログインするや否や爆睡してました。9時間ぐらい寝てたのは自分でも驚いてる(

 

 

そんなわけで、翌日25日の分は次の記事に続きます。