最近暑さが戻ってたのですが、今日は朝から涼しさが復活!嬉しいです。去年は「寒い~」と思える日がほとんどなかった気がしたので、今年は「寒い~」とブルブル震える日がたくさん来てほしい!
 
 さて、もうすぐ誕生日の娘がこのまえボソッと、「一生懸命勉強しないとダメなの?」と私に聞いてきました。
 「やりたいことのために勉強が必要な時に、一生懸命すればいいんじゃない?」と答えたのですが…。
 
 娘の学校のお友達は真面目なガリ勉タイプの子が多いので、その中で比較的ぽわ~んと日々を過ごしている娘はちょっと不安になってしまったのでしょうか。
 
 でも私は、子供自身が好きで勉強してるのならいいのだけど、親が、「医者になれ」「チュラやタマサートに行け」と、学校でも塾でもガリガリ勉強させることは、少なくとも、自分の子供にはさせたいと思えません。
 それもよりも、何もしない時間、ぼ~っとする時間が、子供にはすごく大切だと思うのです。そんな時間、娘はまずは漫画を読んで、でもさらに時間があれば、本だって読むし、絵を描いたり漫画を描いたりもしています。息子はひたすら、今はレゴで戦争ごっこをしている…。小さなレゴを床にいっぱい並べて、小さい声でブツブツとセリフや効果音を出しながら、飽きもせず、ずーっと、レゴを将棋の駒みたいに動かしています。
 そんなふうに、退屈極まると誰しも何かしら、創造的なことを始めるのだと思うのです。娘や息子も、例えそれが他の人からは取るに足らない小さなくだらないことではあっても、漫画を描いたり、レゴで寸劇をしているときは、誰にも邪魔されずに想像力の羽を自由に広げ、子供内部の小宇宙でその子固有の何かを創りだしている。
 
 今はYouTubeやゲーム、スマホと子供たちの退屈を紛らわすものが世の中に溢れています。うちでも全面禁止にはしていないし、全くそれを否定するつもりもないのですが(私もゲームしてるし)、そればかりに溺れてしまい、貴重な子供時代の時間を消費してしまうのは、何だか勿体ない気がするのです。
 
 娘の学校では教育熱心な家庭の子は、今の中学から高校へ上がる時にほとんどが外の進学校を受験して出て行ってしまうので、真面目な子ばかりに囲まれるのも中学のあと1年ちょっとかなあ。真面目な子が多いのは、娘にも多少なりとも勉強しなきゃという気にさせてもらえるので、最低限の成績をキープさせるのには助けられているのですが…。