母と一緒に住んでいる叔母、全盲です。

なので家にいる時は基本ベッドの上でぼーっとしているか、リビングでぼーっと座っているかの二択。

耳も遠くなってきているので、テレビの音も聞こえずらい。

前までは耳はそこそこ聞こえていたから、目は見えなくてもテレビの音を聞いて楽しんでいた。

ドラマとかみている風だったの。

知っている俳優とかは声でわかるからちゃんと内容も分かる。

でも今は何も楽しみはない。


母親も自分が癌になって、老々介護をしていくのが辛いと嘆くようになった。

わざわざ叔母にご飯を用意するのがめんどいし、一人になりたい。


それを聞く私もめんどい。

どうすることもできないのに言われても困る。


とりあえず!


叔母をデイサービスに行ってもらおう。


ってことで地域包括センターに事前に電話していたので、その人と一緒に介護申請を2週間前にやっていた。

ついに今日市役所から調査の人が来る。


ちなみ母親も要支援か要介護とかついたら何かできることあるかなーっと思って一緒に申請しておいた。


すごい雪が降る中実家に行く。


時間通りに市役所から人が来る。


二人分あるので最初は叔母から調査していく。

担当者のYさんが一つ一つ質問し、それに答えていく。

頭はしっかりしているので質問には的確に答えていく叔母。

立ち上がって座ったりとか移動はしずらいのでそういうのはできない。

一通り終え、行動にやはり制限はあるもののできないことも多かったので、要介護にはなるだろうなと思った。


次に母親の番。

母親もそれなりに質問に答えていく。

質問内容も叔母と一緒なので間違うはずがない。

と思っていたのだけど。。。。。。


「今日は何日ですか?

『2月21日です』

「春夏秋冬、春、夏、秋、冬の季節でいうとどれですか?」

『春』

「・・・・・・」


叔母の時は冬と答えていた。


っで、私が春?本当に春?って突っ込んじゃったんだよね。

したら、

「夏?秋?」

とかって冬が全然出てこない。

外見たら大雪中なんだよ。

それで春はないわ。


Yさんもちょっとおかしいなと思ったみたいで、私と目を合わす。

苦笑い。


母親はついでに介護申請してるけど、ちゃんと要支援とかつきそうだ。