16日に入院してした際、キーパーソンなるものを弟にしました。

私がいなかったので。


キーパーソンとは?

簡単にいうと先生からのお話を聞いたり、治療にあたって相談する相手のことです。


入院した日に先生から電話があったらしく、母には内緒でお話をしたいというものでした。

私と弟はもう嫌な予感しかしない。

いいことは何も考えないことにしました。

先生からの呼び出しでいいことだったためしがない。

分かってます。

色々覚悟していきます。


弟の仕事終わりの時間に合わせて待ち合わせし、母が入院している病棟へ。

たまたま会ったらどうしようとドキドキしながら行きました。


面談室みたいな殺風景なお部屋に通されました。

会話を記録する看護師さんも一緒に部屋に入る。

弟の並んで座り、前に先生が座る。

テーブルの上には大きなモニターがあり、パソコンと繋げてみれるようになっている。


緊張しているうちら兄弟の前で先生が口を開いていく。


今の段階では小腸がんかもしれない。

開いてみないとなんとも言えないけど、腹膜播種があった場合は余命は短いだろう。

最初は手術の予定はまだ先かなーという感じだったが、いろんな検査をしたところ早めに手術をした方がいい。

今週中にはやりたい。

開けてみてから色々今後のことを考えたい。

逆に進行していて、いろいろな場所に癌が転移していた場合は何もしないでそのまま閉じる可能性もある。

とりあえず今は癌だってことしか言えません。


簡単に書くとこんなことを言われた。

記入する用紙がたくさんあるのでそれを記入したりした。


手術の日も3日後にすぐ決まり、明日は麻酔科の話を聞かないといけないらしい。


やっぱり癌かー。

土曜に大腸がんって聞いて、今度は小腸がんかもってなってファーってなった。

でも案外冷静に受け止められてる。

取り乱したりもしないし、泣くこともない。

ただただがんってことを受け止めた。


この時にキーパーソンを私に変更した。

弟よりも私の方が何かあった時に駆けつけられるし、連絡も取りやすいと思ったから。

パート中は電話に気付けないんだけど、ありがたいことに融通がきくパート先なので気づけば電話に出れる。

入院中はスマホをずっとポケットに入れて仕事してた。

感謝感謝。


明日は私だけ病院に行くことになった。

麻酔の話だけだからね。

弟は手術の日に仕事を早上がりしてきてくれることになっている。

流石に一人で手術後の話は聞きたくない。