神託を授かる「女教皇」。
彼女は、神とつながるために、物心ついた時から周囲の大人たちに教育され祀り上げられた、と私はイメージしています。
本当は、普通の女の子のように恋をしたいなど、世俗的な願望があるはずなのに、崇高な使命を全うするために、本当の望みを心の奥底に閉じ込めて、無かったことにしているのではないかと思っています。
「女帝」は、「女教皇」が「皇帝」の子を身ごもった姿という説があります。
「女教皇」が、自分の力で自身の本当の望みに気付いて叶えたのか、あるいは、「皇帝」が見染て救い出したのか、そんなことを想像すると、愛の力強さのようなものを感じます。
「女教皇」をそのようにイメージしているため、逆位置では、「少女から卒業する」という解釈をしたこともあります。
私が、初めて「女教皇」に出会った時、周りの大人たちの期待に応えるために勤勉で真面目な少女を演じていた子どもの頃の私とイメージが重なりました。
愛を知らず、愛に飢えている、孤独な「女教皇」と子どもの私。
なので、「女教皇」は、私のインナーチャイルドであり、タロットを通して私に話しかけてくる存在という設定です。
「女帝」は、前回お話しましたが、自分を愛する、今私が目標としている私です。
「女教皇の私」と「女帝の私」が、お互いに助け合ったり刺激を与えあったり、力を発揮し合いながら紡いだ言葉を「ひまり*」がタロットを使ってお伝えしています。
(という設定です笑)
※今回、AIに「女教皇」を描いてもらいました。
なかなかイメージどおりにはいきませんが、かわいいので良しとしよう❣️
↓↓ひまり*のインナーチャイルド「女教皇」↓↓