このカードには、か弱い女性が愛と優しさで獰猛な獅子を粘り強く手なずける様子が描かれています。
そのことから、「強い意思と愛で粘り強く貫く」という意味があります。
私が鑑定してきた中では、このカードが逆位置で展開される場合、先のことにばかり目が行って焦っていたり、時間をかけることが必要なのに早急に結論を出したいと思っていたりする状態を表していることが多いです。
なので、
「今、目の前にあるものをしっかり見つめて、今を大切にする」
「じっくり時間がかかることを思い出す」
ことを相談者さんにお伝えしています。
私は、すぐに行動してしまうほうなので、待つのがとても苦手です。
なので、今の状況をどうすることもできないもどかしさはよく分かります。
でも、今の状況としっかり向き合う大切さを伝えているカードなのですね。
「今」を大切にすることを積み重ねていったものが「未来」です。
じっくりと時間をかけて向き合い、築き上げたものは、強固な力となります。
その力は、望む未来を実現するために大いに役に立ってくれるでしょう。