ひまりは眠る前に、小さな声で「お母さん、あのね、大好きよ」と微笑む。
「私もひまりのことが大好きよ」というと「ひまりもお母さんが大好きよ」と繰り返す。
大切な儀式のように、毎晩「大好き」のやりとりをしている。
いつからこのやりとりをしているのか覚えていないくらい前から。
どんなに叱られた日でも、ひまりはかならず「大好きよ」という言葉で1日を締めくくる。
どんなに忙しい日でも、ひまりの言葉のおかげで笑顔になれる。
今日も幸せだったと感じることができる。

ひまりの語彙は大人よりずっと少ない。
それでも、真心を伝えることはできる。
いつも相手の笑顔を引き出すことができる。

大人の私は、小さなことにこだわって、本当に大切な気持ちを伝えられない時が多い。
「大好きです。あなたが大切です。あなたの喜びが私の喜びです」
大切な家族に、友人に。
ひまりほど素直になれなくても、そういう気持ちを少しずつ伝えたい。
大切な人が優しい気持ちで眠りにつけますように。

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湘南Tの滑り台。初めて来たけれど、子ども連れのママにもほんと素敵な場所でした。