あなたの旅がどのようなものだったのかを思う。
初めて乗った飛行機、「お空飛んでるね!!」と手を叩いた。
初めて乗った船、波しぶきに目を細め手を伸ばした。
初めて乗った象、歩く振動に合わせて足を揺らし、高くなった視界を楽しんでいた。
初めて出会ったタイの人たち、違う言葉に囲まれて、辺りを見回し、私を見上げ、手をぎゅっと握ってきた。

初めての暑さにも、初めての景色にも、初めての料理にも、きっと全てに新鮮な驚きと戸惑いと、小さな怖れがあったでしょう。
その全部に向き合ってくれたことに感謝してる。
ホテルの扉を開けて外に一歩踏み出す時に、ひまりは言った。
「お父さんもお母さんも一緒だよ。先に行っちゃダメだよ。ひまりと手をつないでね」
突然のいつもと違う世界に戸惑いながら、勇気を出して、慎重に世界に馴染もうとしてくれた。
挨拶の言葉を教えると戸惑いながらも声に出して、みんなを喜ばせてくれた。
誰より小さいひまりが感じる世界は、知らないものに溢れている。
知らないものを知っていくこと、それが旅。
きっとひまりは誰よりも濃い旅をしていた。

私はひまりと一緒に旅が出来て良かった。
ひまりが「サワディーカー」と挨拶すると、周りの人が笑って、親切にしてくれた。
子どもに優しい人が多い国だから、たくさん助けられた。
電車もバスも船もひまりを抱いていたら必ず席を譲られた。
私がひまりを抱っこしていると、みんながひまりを構いたがって、声をかけてきたり、肌をツンとしてきたり。
ひまりといると、誰かの笑顔や優しさに自然に囲まれていた。
ひまりがいるから、かけてもらえた言葉がたくさんあった。
良かったよね。
私は嬉しかったよ。

たくさんの初めてがつまった旅が終わった。
何より元気に帰ってこれたことに感謝している。
お疲れ様!
ありがとう!

全てを糧として生きるひまりの隣で、母親として生きていく。
私のこの最大の旅は、まだ当分、最高に楽しめそうだ。

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象に大興奮!

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巨大かき氷に舌鼓。かき氷の下にはゼリーやナタデココ。かき氷のコーヒーシロップ初めて食べた。

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最終日に泊まったホテルのプールで大はしゃぎ。

携帯の写真より。今度はカメラの写真を見ながらブログを書こうかな。